旬の食材で丁寧に作られたTammyさんの朝ごはん。Instagramにアップされる、旅館の朝食も顔負けの美しい食卓写真は常に注目を集め、企業から仕事の依頼も引きを切らない。日々の暮らしを大切に楽しむことをとことん「やり切る」というTammyさんのライフストーリー。

神戸の主婦は新鮮な「いかなご」を求めて朝一番に行列!

―――――Tammyさんの朝食写真がInstagramにアップロードされると、あっという間に数百、千件の「いいね!」がつきます。一目見ただけで、丁寧に作られたことがわかるおかず。美しい器とテーブルフラワー。今、注目のインスタグラマーとして雑誌や数々の企業からも引っ張りだこのTammyさんのライフストーリー。

彩り豊かなTammyさんの朝食写真は大人気。

神戸で暮らして12年になりますが、2月の下旬から3月になると「いかなご」の解禁日が気になってソワソワします。神戸のいかなごは春の風物詩。神戸の主婦は、郷土料理のいかなごのくぎ煮を作るために、捕れたての新鮮ないかなごを求めて、朝一番の市場に並ぶの。

並びながら、前後の見知らぬお母さんたちと、「お宅は何キロ炊くん?」「今年は7キロ」「ウチは30キロ(!)」「ショウガはどのくらい?」「水あめは?」なんて主婦トーク(笑)。家庭によって味は違うけど、とにかく新鮮ないかなごで作ることが一番大事だから、購入したら、主婦はみな一目散に家に帰るんですよ。そして大きな鍋でたっぷり炊いて、あちこちに配るんです。もう結婚した娘たちや親せき、Instagramのお友達に。白いご飯にのせたら本当においしい。卵焼きに入れたり、トーストにのせてもイケます。

神戸の旬の味。いかなご。関東ではこうなごという魚

神戸は、海も山も近く、新鮮な食材が手に入りやすい場所なんです。ちょっと足を延ばしてファーマーズマーケットへ行けば、見たことのない珍しい野菜もいろいろあるのが楽しいんですよ。いろんな食材を楽しみながら使って、食卓に変化をつけています。

家事ノートをつけて、季節しごとを忘れないようにする

おせち料理に始まって、恵方巻きや、いかなごのくぎ煮、お味噌作り、5月になればイチゴのジャムやシロップ煮、6月は梅酒や梅シロップなどの梅しごと……。あれこれ手作りすることが好きです。

小さなイチゴを使ってコンフィチュール作り

何気なく過ぎてしまう一年、繰り返される暮らしを大切にしたくて、3年くらい前から家事ノートをつけ始めました。

「私の歳時記」ノート。季節のおいしいものを逃さないために(笑)

一冊のノートを12の月に分けて、その月々のあれこれを記している「わたしの歳時記」です。月の旬の食べ物やその料理のレシピ。その月にしなくてはいけない「イエゴト」、季節のお仕事 (いかなご・梅酒など)のその年のメモを書き綴っています。年ごとに新しいノートにするのではなく、回り回ってまた同じ月にその年のことを書き込んでいきます。写真や雑誌のスクラップも貼ったりしてね。

旬になると出回るお魚や野菜についてだったり、おせち作りのこと……栗きんとんが人気であっという間になくなってしまったので、来年はもう少し多めに作ろう、だったり、クリスマスのシュトーレンをいつ、どこのお店に頼んで価格はいくら、とか。毎年繰り返される暮らしのメモ、私専用の申し送り事項など(笑)。京都の料亭でいただいたすばらしいお料理についてのことなども、忘れないようにメモしておくんです。いつかの自分のお料理の参考としてね。

クリスマスパーティ用に作った「リースサラダ」

これ以外にも、住まいのスクラップノート、和食に関するスクラップノート、和食以外に関するスクラップノート、PCに関するノート、健康情報に関するメモノート、スイミングノートやヨガノートも存在します(笑)。今はいろんなことがスマホひとつでできてしまう時代、どちらかといえばデジタル派の私ですが、大事なことはずっとアナログで残しています。

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