飽き性でも続けられる理由
昨年の9月から、自分と妻、ときどき子ども達の弁当を作り始めてあっという間に1年が経過しました。
飽きやすい自分がよくここまで続けてこられたなぁと、不思議に感じています。
妻や子供達が残さずに食べてくれて、「美味しかったよ」と一言言ってもらえると毎日でも嬉しいものです。
お弁当を作ってもらってる方! 作ってくれる方にちゃんとお礼の気持ち伝えてますか?
そんな自分がモチベーションを保ち、続けてこられた理由を考えてみました。
目標設定と一人反省会
お弁当を作り始めて間もないころ、Instagramで毎日のように「お弁当」と検索する日々が続いていました。投稿された写真を見ては感動を覚える日々。
その中で目に留まったのがわたをさん(@n.watao)の作るお弁当。

目を引くボリュームがある中にも、レイアウトも素晴らしく可愛らしさもあり、あっという間に虜になりました。
いつかこんなお弁当が自分でも作れたらと目標を立て、試行錯誤していくこととなるわけです。
そうは言っても、あまのじゃくな自分。
真似をすることはあまり好きではないので、オリジナルなお弁当を作ろうとして失敗の連続。朝は時間も限られているので、手直しに時間も掛けられぬ日々。
けれど失敗を続けていると、たまにヒントが見えてきます。また、なぜ失敗したのか、なぜ上手く盛り付けできたのかを寝る前に一人反省会。見えてきたことを次の課題にする、の繰り返しを続けてきました。
一人反省会は子ども達を寝かしながらなので、大半が寝落ちしてしまいます(笑)例えば……
- 隙間が出ないようにして立体的に盛る。
- おかずカップはできるだけ使わない。どうしても使わないといけない場合は、箸でカップを押し込んでみえないようにする。
- おかずの上辺と下辺を揃えて整列させる。
- 丸系のおかずでまとめてみる。
- 紫色が映える!(紫陽花の時期には季節感がぴったり)
- 蓋がしまるかは後から考える(笑)
なんてことが議題にあがり、お弁当に反映されてきました。

やる気スイッチはInstagram
さてモチベーションを上げるためにどうすればよいか、これは各々「やる気スイッチ」が違うので共通することではないと思います。私の場合は、Instagramが自分の力の底上げをしてくれました。
Instagramにはフォロワー数がありますが、これが自分に対する評価なわけで、少しずつ増えているところを見ているとやっぱり嬉しくなります。
上限がないので、ゴールのないマラソンをしている感覚。でも目標としているインスタグラマーさんに近づいているのが分かるとわくわくします。
フォロワー0人から始まったのが、嬉しいことに多くの方にフォローしていただき、自分自身一番驚いております(毎回「いいね」、「コメント」をくださる皆さん、ありがとうございます!)。
その「ポチッ」が弁当を作る原動力となっていることは間違いありません。
子どものころは何かができるようになったり、部活の大会で成績を残したりと誰かに褒めてもらった経験はあると思います。ですが大人になるとそのような機会はめっきり少なくなります。
でも大人だって評価してもらいたい、褒めてもらいたいという欲求はありますよね。
Instagramの世界には「いいね」や、「コメント」で評価してくれる方がどこかには必ずいるので、弁当に限らず作り手にとってはモチベーションになっているはず。
何も取り柄がなかった自分に自信がつきました。これが弁当作りを続けられる一番の原動力です。
さらに自信がつくことで、仕事中でも堂々と振る舞えることになり、良い影響を与えてくれていると思っております。
Instagramはお弁当の記録としても有用です。
初めは自分の弁当を投稿するなんて、恥ずかしいものです。
急にいいねやコメントは付きません(笑)自分も数ヶ月はそんな月日を送っておりました。
でも、それでいいと思います。
誰か目標となる方を作り、せっせと弁当を作ってパシャッと撮って記録する。そして、ときどき見返してみる。すると、少しずつ仕上がる弁当も変わっているはず。
皆さんもInstagram弁当投稿、一緒にチャレンジしてみませんか。
タグに「#みんなのよくばり弁当」や「@kito_kurashito__」と付けてくれれば、見に行きます!
