片づけたい気持ちがありつつも、行動できない。そんな時、真っ先にチェックすべきポイントがあると、やまぐちせいこさん。さて、それは一体どこでしょう?

片づけたいから進まない場合、ここをチェック

 普段の生活の中で「あなたは何がしたいんだろう……?」と聞かれたり、「片づけを考える時、理想の暮らしを考えましょう」と言われたりすると、

 どうしたいのか、全く分からない! 言ってることと、やってる片づけが違う! と、混乱してしまうことはないですか?

 結論から先に書きます。

 その時、まず見るポイントは「行動」です。

 私はお片づけサポートとして個人様のご自宅へお伺いすることが多いのですが、中には「全部バサッ!と捨ててスッキリしたいです。でも、残すべき大切なものが何か分からないのです。それが分かればスッキリとできるのに」

 と、おっしゃる方もいらっしゃいます。

 捨てたい欲求は十分にある。でも、基準が定まらなくて行動に移せない。そんな場合はどうすればよいのでしょうか?

自分の行動を一度振り返ってみよう

 お片づけの基本にのっとれば「よく使うモノ」。

 これは残すべきものです。しかし、多くの方は「よく使うモノ」と言われてもピンと来ないのかもしれません。そんな時に私がオススメするのは「行動の記録」です。

 一時期、レコーディングダイエットというものが流行しましたよね? その日1日、食べたものを全部記録するだけ。作業はとっても簡単です。それでいて、自分が何を食べているのか意識し、食生活を変えることができます。

 片づけも同じこと。

 私たちは口にしたものすら正確に事細かに把握していないのですから、自分が普段「どんな時間を過ごしているか?」なども把握していないのです。

 まずは、自分の思考と現実のズレを埋めることが必要です。

 例えば、自分の中では「今日の午前中片づけ除・洗濯・子供のお世話ぐらいしかしていない」と、思っていても、細かく使った時間を出すと……

 スマホ閲覧・珈琲タイム・掃除・テレビ視聴・洗濯・育児・電話・漫画など、色々と出てくるものです。

 実は都合よく記憶がすり替えられていることは、自分自身でもよくあることです。

 ひとつ、覚えていただきたいことは

 「自分は自分に、無意識に嘘をつくことがある」

 ということです。

 私自身も以前「運動不足だからウォーキングがしたい!」と知人に言ったところ、「だったら、一緒にやろうよ!」と誘ってくれ、そこからあれよあれよと日程などが決まって行きました。

 「ウォーキングができる自分が理想」と思っているはずなのに、いざ! その日が現実味を帯びてくると、強いストレスを感じている自分がいました。ストレスを感じている時点で、それは「やりたいこと」ではなかったということです。

 すぐに知人へ謝りを入れ、自分自身でも迂闊なことを言うべきではなかったと反省した出来事でした。

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