絶品すぎるイタリアの「貧乏人の料理」

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2018/11/23 06:00

食の都、イタリア。その昔、貧乏な庶民が「おいしい食事がしたい」と知恵を絞って生まれた「貧乏人の料理」は今や、高級料理となっているそうです。イタリア料理の学校に通い、イタリアで長く生活していたyukoさんが、数々の「貧乏人の料理」について教えてくれました。最後には絶品「貧乏人の料理」レシピもご紹介。

貧乏人の料理こそおいしい?

 ローマで生活していた頃、イタリアの南・カンパーニャ州のアヴェリーノという街で一つの食材を、クチーナ・リッカ(CUCINA RICCA)=「貴族の料理」と、クチーナ・ポーヴェラ(CUCINA POVERA)=「貧乏人の料理」というテーマに分けて調理したものを試食するという催しに、夫とともに参加したことがあります。

 どんなものを食べたかほとんど覚えていないのですが、アンティパストから始まってドルチェまで一つの食材を二つのテーマに分けて調理されていました。

 その中ですごく気に入って我が家の定番になったのは、クチーナ・ポーヴェラ=「貧乏人の料理」のピーマンを使った料理。

ピーマンのトマト煮
ピーマンのトマト煮

 どの食材もクチーナ・ポーヴェラ=「貧乏人の料理」の方が、凝ったソースなどなくシンプルな分、素材の味や魅力を引き出していておいしかった記憶があります。

 今回は、そんなクチーナ・ポーヴェラ=「貧乏人の料理」、庶民から始まった料理をご紹介したいと思います。

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