パパ一年生として過ごした一年が終わろうとしています。バタバタな毎日でしたが、「パパの仕事はママの笑顔を作ること」の意味が、わかってきた一年でした。

「あっ」という間に過ぎていったパパ一年生の日々

 パパ一年生として過ごした2018年は、本当に「あっ」という間に過ぎて行き、気づけば年末になっていました。おかげ様で娘はグングン成長しておりまして、12月で1歳2ヵ月となりました。ヨチヨチ歩きを始めたり、言葉らしきものを発したりなどの、目に見える変化はもちろんのこと、自我も芽生え始めて「意思表示」をするようになりました。

 パパ一年生の振り返りで何か書こうかなと思っていたのですが、嬉しかったこと、驚いたこと、大変だったこと、戸惑ったこと、イライラしたこと……色々とありすぎてどれを書こうかなと悩んでいたら、年末ギリギリの投稿となってしまいました。

 書くことが色々とあるということは、それだけ充実した一年だったということでもあるのかなと自分を(無理やり)納得させつつ、リアルパパ一年生が思った父の役割について少々書いてみたいと思います。

パパ≒自分に何かしてくれる作業員?

 こちらの投稿でも触れましたが、まず前提として子供にとってママは神(しかも圧倒的な存在)です。それに比べるとパパの存在感は本当に微々たるものだな……と感じます。

 一応パパと呼んではくれますが、ママのような絶対的な存在という意味で「パパ」と呼んでいるわけではなく、現段階では特定のタイミングで自分に対して何かしてくれる人≒パパみたいな位置付けなのかな? と想像します。言葉を選ばずにいえば「パパ≒自分に何かしてくれる作業員」に近い意味合いでしょうか。

 私が娘と触れ合うタイミングは「平日朝の保育園送り(15分ぐらい)」か「土・日・祝日」がほとんどなので、娘から見た私は「朝、蒸しパンとミルクを作ってくれる人」「朝、保育園に自分を運んでくれる人」「休日になるとお世話してくれたり、遊んでくれたりする人」といった認識のされ方なのかな、と感じます。

パパの仕事はママの笑顔を作ることの意味

写真:関口 達朗

 娘から見た存在感の違いの例を挙げると、3人で居る時にママがトイレに行くだけで娘は大体泣き始めるのですが、私がトイレに行ってもまったく無反応です(笑)。ママがご機嫌だと娘もご機嫌になり、ママが疲れてたり体調を崩したりすると、娘も体調を崩したりします。うちの場合は面白いぐらいにシンクロしています。

 こういうのを見ているとママの影響力は本当に絶大で、そもそもパパが同じような存在感になること自体が難しいので(成長が進むと変わるのかもしれませんが)、サポート役に徹するのがパパの役割なのかなと感じます。サポートというのは育児だけではなく、家事をすることも含まれています(偉そうに書いてますが、私自身まだまだです)。

 妊娠期間中に読んだ育児本で「パパの仕事はママの笑顔を作ること」というフレーズがありました。当時はそんなものかなと半信半疑でしたが、この一年で「ああ、こういうことか」と少しわかってきた気がします。

 こう書くと、なんとなくパパが可哀想と感じる方もいるかもしれません。ただ、子育ては競い合うものではないですし、私的には性別が違うパパとママで役割が違って当然かなと考えているので、そんなに違和感なく受け入れてます。

少しずつ距離は縮まっている?(と思いたい)

 でも、少しだけ名誉挽回をしておくと、半年ぐらい前は二人っきりになるだけでワンワン泣かれていたのですが、一日二人っきりになっても泣かれないようになるぐらいの信頼は得ることができました(笑)。たぶんどこかのタイミングで、この人と二人っきりでも安心というラインに、到達できたのではないかと想像します。

 もちろん、ご家庭によって育児のバランスは変わるでしょうし、娘か息子かで変わるかもしれないのであくまで一人の一年生パパの意見とお考えください。恐らくお子様とたくさん時間を過ごされているパパは、私よりもずっと存在感大になられているんじゃないかなと想像します。そういうパパさんは大尊敬です。

 こんな感じで、新米パパの等身大なリアルな声を、来年もぼちぼちとお届けしていきたいと思っています。よろしければ来年もお付き合いくださいませ。

 今年一年ご愛読いただきありがとうございました。皆様よいお年をお迎えください!

Writer PROFILE

  • 押久保 剛(編集部)さん

    メディア部門 メディア編集部 部長/統括編集長

    1978年生まれ。立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、『MarkeZine(マーケジン)』の立ち上げに参画。2006年5月のサイトオープン以降、MarkeZineの企画・運営を一貫して担当。2011年4月(当時32歳)にMarkeZineの3代目編集長となり、2015年4月からは第2メディア編集部 部長/MarkeZine編集長/マーケティング広報課課長を兼任。2019年4月よりメディア部門 メディア編集部 部長/統括編集長に就任。各メディア編集長と連携し、翔泳社が運営する全メディアの価値向上を図っている。