みんな大好きなパン。焼きたてホカホカのおいしいパンが食卓にあると、幸せな気持ちになりますよね。
みんなの暮らし日記ONLINEでも、以前、食パンの食べ比べの記事を掲載しましたが、とても多くの方に読んでいただきました。
みんな、パンが好きなんですね~。もちろん私もその一人なのですが、先日、Pascoから新しく、焼き立て冷凍パンの通販ブランドが登場し、その試食会が行われるというのでお邪魔してきました。
みんなで食卓を囲むときにぴったりのラインナップ

今回用意された「L'Oven(ル・オーブン)」のパンは、食事やお酒と一緒に楽しむための、バゲットやカンパーニュといった欧風パンです。
クリスマスや年末年始など、人が集まっておいしい食卓を囲むシーンにもぴったりのラインナップですね。


冷凍パンには2種類ある

冷凍パンって聞いたことはありますか? 実は冷凍パンには、2種類があるのだそうです。
一つは、「冷凍パン生地」。パン生地を冷凍したもので、解凍して発酵してから焼く必要があるもの。
そしてもう一つが「
今回Pascoから発売されるのは、「焼成後冷凍パン」。プロが焼き上げたパンを素早く、急速に冷凍することでおいしさが保たれているんだそうです。
素早く、急速に冷凍することでおいしさが保たれる

実はパンの大部分は、「でんぷん」でできており、パンのおいしさとは、でんぷんのおいしさなんだとか。
でんぷんは、焼き上げた瞬間から硬くなりはじめ(老化)、おいしさが損なわれていきます。
そこで、できるだけ早いタイミングで冷凍することで、お店に並べられているパンよりもずっとよい状態のパンを、家庭で食べることができるのだとか。
でんぷんのおいしさがパンのおいしさだなんて、知りませんでした!
パンはすぐ冷凍したほうがいい、とはよく聞きますが、なるほど、でんぷんの老化を防ぐためには、冷凍するのが一番よい方法なのですね。
また、冷凍する際も、工場で急速に冷凍することででんぷんが最も老化しやすい温度帯(2~4℃の温度帯)を素早く通過することができるのだそうです。
おいしい状態をキープできる冷凍パンは、ヨーロッパの家庭では一般的に食べられており、また、日本でも今、多くのホテルやレストランなどでも使用され、食のプロにもおいしさが認められているとのこと。
冷凍技術の進歩で、遠くのベーカリーまでパンを買いに行かなくても、プロの本格的なパンがおうちで楽しめるというわけですね。


パン自体にもこだわった

Pascoといえば、イーストフードや乳化剤を使わない「超熟」がパッと思い浮かびますよね。余計なものを入れず、素材にこだわるという姿勢に共感して、スーパーではつい手に取るという人も多いのでは。
今回発売される「L'Oven(ル・オーブン)」のパンも、こだわりが詰まっているようです。
食料自給率向上への貢献という観点や、国産小麦のもつ特徴やおいしさを生かすという意味で、国産小麦を使用している他、発酵種は開発担当者がフランスに飛び、伝統的なサワー種の一種である「ルヴァン」種を研究、開発して使用。
また、低温長時間発酵により生地を熟成させ、うまみを引き出しました。今回の「L'Oven(ル・オーブン)」のために、工場の改造までしてしまったんだとか。
さらに、蓄熱量の多い石窯で焼き上げることで、中身の生地はふっくらしっとりと。外側の表面は、パリッと香ばしい焼き上がりを実現しています。
そして、添加物を極力使用しないために、イーストフードや乳化剤を不使用ということも嬉しいポイントですよね。
おいしく食べるために
気になる焼き方は、冷凍のパンをオーブントースターに入れ、アルミホイルを上にのせたら、2分~5分焼くだけ(個別の商品によって異なる場合があります)。



おもてなしのパーティなどでは、お料理には気をつかうけれど、パンまで気が回らず、友人に買ってきてもらったり、近くのお店のもので間に合わせてしまうという人も多いと思いますが、温かく香ばしい焼き立てパンを出せたらきっと驚かれますね。冷凍庫に用意しておけば何かと便利に使えそうです。
近くにおいしいパン屋さんがないという方に、送ってあげても喜ばれそうです。