チーズの本場はヨーロッパ。でも、最近は日本のチーズもグッと美味しくなっているそうです。チーズに関する難関資格「チーズプロフェッショナル」をお持ちの眞鍋かをりさんも驚いたという、日本のチーズについてのお話です。

驚く美味しさ! 日本のチーズ作りが盛り上がっている

チーズプロフェッショナルの資格を持つ、眞鍋かをりさん
チーズプロフェッショナルの資格を持つ、眞鍋かをりさん

 チーズ好きにとってはパラダイスのような場所、それがチーズ専門店。ヨーロッパを中心とした世界各地のチーズが並んでいて、芳醇な香りと見た目の美しさに、ウットリしてしまいますよね。

 でも、そういったお店で売っている輸入チーズたち、ちょっとお値段が高いと思いませんか? いいものになると、小さなカットで数千円とか……。

 それもそのはず、外国から日本に輸入されるチーズには高い関税がかかっていて、お店に並ぶ頃には現地の何倍もの値段になっているんです。これからEUとの協定によって段階的に安くなっていく予定ですが、本当に安く買えるようになるのはまだしばらく先になりそう。

 そんな中、最近グンと美味しくなっていると言われているのが日本産のチーズです。

 ヨーロッパの伝統的チーズに比べて風味がおとなしいイメージがありましたが、このところ輸入チーズに引けを取らない、本格的なチーズ作りが盛り上がっているようなのです。

本格的なのに、どこか日本的な味わいがある

 実際に食べてみて驚いたのが、北海道の登別にある「のぼりべつ酪農館」のウォッシュチーズ「ピエール・カレ」です。

 ウォッシュ独特のクセのある風味がしっかり感じられて、食感もトロリと熟成しています。まるで、フランスの伝統的チーズのよう。これまで食べたウォッシュチーズよりも少しピリっとしていて、私にはワサビっぽい風味に感じられました。ヨーロッパの伝統チーズと言われてもわからないくらい本格的なのに、どこかほんのり日本的で、ワインだけじゃなく焼酎や日本酒にも合いそうだなと思いました。

 同じく北海道の共働学舎新得農場の「ラクレット」も、本場スイスに負けないほど風味豊か。だけどどこか味わいが柔らかくて、日本ならではの優しさを感じるんですよね。

 北海道のみならず、長野県の清水牧場チーズ工房、栃木県の那須高原今牧場チーズ工房、広島県の三良坂フロマージュ……ほかにもたくさんのチーズ工房が美味しい日本産チーズを作っています。

 日本の工房のチーズを置いているスーパーも増えてきました。

 北海道の「ノースプレインファーム」が有機ミルクで作っている「おこっぺチーズ」は、以前、紀伊国屋のチーズコーナーで見かけて買ってみたところ、ミルクの優しい味わいがクセになり何度もリピートしています。塩気も控えめなので、子供にも安心して食べさせられます。

 日本産で関税がないとはいえ「お安い!」とはいえないお値段ではありますが、これからヨーロッパのチーズが安くなっていくであろう中で、日本のチーズがどうなふうに進化していくのか、これからも楽しみです。



Writer PROFILE

  • 眞鍋かをりさん

    ブログ:「眞鍋かをり Official Blog」


    1980年生まれ。愛媛県出身。横浜国立大学卒業。大学在学中からタレント活動を始める。飾らない言葉で日常をつづったブログが話題となり、「元祖・ブログの女王」と呼ばれる。バラエティー出演をはじめ、ニュース番組のコメンテイターやMC、執筆などマルチに活躍中。2015年に結婚、同年10月に第一子を出産。趣味は、海外ひとり旅、チーズ、ワイン。「C.P.Aチーズプロフェッショナル」の資格を持つ。現在、TBS系「ビビット」、テレビ東京系「世界!ニッポン行きたい人応援団」、TOKYO FM「KOSE YOUR SONGS BEST10」などにレギュラー出演中。

眞鍋かをりさんの記事一覧

もっと読む