おやつ作りが好きなわたしのおうちごはん

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2019/01/24 08:00

惚れ惚れするような、美しいおやつの写真をInstagramに投稿しているsachiさん。おやつ作りが大好きで、息抜きにもなっているというsachiさんですが、毎日のごはん作りはどうされているのでしょうか? それぞれに向き合う、sachiさんの想いをコラムにまとめてもらいました。

おやつ作りが好きな私のおうちごはん

 こんにちは、sachiです。新年明けてから、1回目のコラムになります。

 今年も変わらずおやつ作りを楽しみ、日々私が暮らしの中で考えていることやちょっとしたおやつのレシピを、ここでご紹介していければと思います。どうぞよろしくお願いします。

2018年に掲載した記事の一部。気づけば、もう17回、こうしてコラムやレシピを書いていました。
2018年に掲載した記事の一部。気づけば、もう17回、こうしてコラムやレシピを書いていました。

 さて、今回のテーマは「おやつとごはん」についてです。

 おやつを手作りしようと考えている方は、同じく口にするものとして、ごはんでも何か気を付けていることがあるのでは? というお話をいただき、このテーマとなりました。

 たしかに、私はInstagramで日々作ったおやつの写真をメインに記録として投稿していますが、あまりごはんの話には触れないことが多いのです。そこで今回は、日々のごはんについても少し話題を広げたいと思います。

 恐らく、Instagramで食の投稿に興味がある方は、大体、ごはんやおやつが大好きな方、食いしん坊な方だと思います。かく言う私もその1人で、おやつはもちろん、食べ物全般が大好き!(笑)

 なので、家事の中でも1番好きなのは、お料理(+おやつを作ること)でした。

 食いしん坊だと、お料理にもこだわりが出てきたり、こんな風に作りたい! という好奇心でいろんなことに挑戦するのではないかなと思います。特別な材料を買って、レシピ本を開いてちょっと違う国のお料理を作ったり……なんていうのも楽しいですよね!

 ただ、結婚して家庭に入ると、お料理は毎日の積み重ね。毎日がハレの日ではないので、普通の日の我が家の食卓はきわめてシンプルだと思います。

この日は、鶏肉の甘酢煮とアボカドのお刺身、キャベツとごぼう天のお味噌汁、にごはん。デザートにりんごといちごをきりました。
この日は、鶏肉の甘酢煮とアボカドのお刺身、キャベツとごぼう天のお味噌汁、にごはん。
デザートにりんごといちごをきりました。

 夕食のメニューもメインのおかずにご飯、汁物、副菜一品、あればりんごなどの果物をカットして並べるのが基本のスタイル。私はお仕事で日中家を空けているわけではないので、作り置きなどもあまりしません。作っても、1~2日で食べきれる量を少し、という感じです。

オクラの胡麻和えは、2日で食べきれる分を。主人のお弁当のおかずにも登場します。
オクラの胡麻和えは、2日で食べきれる分を。主人のお弁当のおかずにも登場します。

 Instagramを始めた頃は、記録として食事もアップしようかなと考えたことがあったのですが、毎日カメラを構えるのも疲れるし、使う食材に見栄を張ったり(食費の管理だってありますし)、ついつい頑張りすぎちゃうかもしれないな……と。そういう理由で、ごはんに関しては、SNSでの投稿はしないことに決めました。

「おやつ作り」と「ごはん作り」で違うこと

おやつとごはん、素材の違い

 娘が生まれ、おやつ作りを始めた頃から、メープルシロップやはちみつをお料理に使うことが多くなりました。自然な甘さが引き立って、きんぴらや煮物などの美味しさがアップする気がします(ただし、はちみつは1歳未満の赤ちゃんに与えてはいけないので注意しましょう)。

 おやつ作りでは、生クリームの白さを大切にしたかったりするので、主に使うお砂糖はグラニュー糖なのですが、お料理の時はそこまで色にこだわらず、ミネラル分が豊富なきび砂糖を使ったりなど、ちょっとした使い分けをしています。

おやつとごはん、作り方の違い

 実は、ごはんとおやつでは、作り方も似ているようで違うところが多く……。自分の中で、それぞれに対する向き合い方を少し変えてきました。

 おやつ作りにおいては、前のコラムでもちょこちょこ書いていたように、私の中では化学実験っぽいところがあるなあと感じます。材料を一つひとつ、グラムを軽量して混ぜ合わせていく工程だったり、オーブンで焼いている時には生地の膨らみ方をチェックしたり……。これらはとてもワクワクするもので、私の中では息抜きにもなっています。

おやつ作りは実験? 詳しくは、2017年に掲載したコラム「“失敗した……”の後も諦めないで!」で。

 それに対して、日々のごはん作りは、大まかな調味料を加えて、最後は自分の舌で味を見ながら微調整することが多いものです。おやつ作りでは、クッキー生地などを直接口に放り込んで味見をすることは、ほぼ無いですよね?

野菜をたくさん食べたいので、肉豆腐には白菜やネギなども追加。野菜が増える分は、自分の舌で確認しながら味付けします。
野菜をたくさん食べたいので、肉豆腐には白菜やネギなども追加。野菜が増える分は、自分の舌で確認しながら味付けします。

 もちろん、ごはんでもお気に入りのレシピはありますが、それはちょっと特別なメイン料理のレシピのみで、副菜やスープ、野菜と合わせるごはんなどでは、あまりレシピに頼りすぎないようにしています。これはおやつ作りをしている時とは違うと感じます。

ごはん作りに対する意識を変えてくれたもの

 私は一時期、おやつ作りにどっぷりハマりすぎていた時がありました。当時は、ごはん作りでも「すべてをしっかり計量しよう」「レシピを細かくチェックしよう」としていたんですよね。

 「あ、副菜が1品欲しいな」と思ってレシピをチェックして、足りない材料があったら、「やっぱりプラスしてこの食材を買ってこなきゃいけないな」みたいに……。こんな風にしていたら、何だか要領が悪くて、苦労している自分がいました。

 そんな日々のごはん作りにやきもきしていたある日、娘の絵本を買いに書店を覗いてみた時に1冊の本が目に留まりました。

 有元葉子さんの『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』という本です。

 とても魅力的な本で、これを読んだことがきっかけで、ごはん作りに対しての意識がすごく変わった気がしました。有元さんの、素材の美味しさをしっかり引き出す調理の仕方や、調味料のシンプルさ、工程の簡単さ。目から鱗が落ちるとはこのことで、すごく感動したのを覚えています。

 ごはんは、旬のものを美味しくいただくもの。と頭では思っていたのですが、私は「レシピレシピ」と目の前の作り方に精一杯で、下ごしらえの大切さや、食材との向き合い方など、見えていなかった部分が多かったなと反省しました。

 レシピを見ながらしっかりお料理するのもいいけれど、ごはんをこしらえるのは暮らしの一部なので、作り手も心地よいやり方でやりたい。

 もちろん私は、まだ何十年も主婦をしているわけではないので、まだまだレシピに頼ることも多いです。けれど、もし冷蔵庫に1つしか食材が無かったとしても、手抜きをせず、丁寧に料理する。自分の舌と感覚をもって、日々キッチンに立つことが目標になっています。

 今日も家族の美味しそうに食べる顔を楽しみにしながら、私はキッチンに立っていることでしょう。

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