フランス在住のマダム愛さん。フランスの心理療法士「プシコローグ」文化に驚いたそうです。小さな子どもから、仕事の現場まで、さまざまな場所でお世話になっているという「プシコローグ」とはいったいどんな人たちなのでしょうか。

フランスに根付いているプシコローグ文化

 フランスに来て、ここは日本と違うぞ!と思った文化は多々あれど、これは違うという以上に、もう完全に未知の世界だ!と思ったのが、「Psychologue(プシコローグ)」の存在。

 このPsychologu、英語で言うとPsychologist(サイコロジスト)は日本語に訳すと”心理学者”という意味になりますが、実際は心理学者というよりも”心理療法士”という訳し方のほうがフランスでは適しているかと思います。

 とにもかくにも、フランスにいるといろいろな場所でこのプシコローグの話を耳にしたり、実際に会ったりする機会が多いのです。

プシコローグは身近なカウンセラー

(イメージ写真=iStock.com/KatarzynaBialasiewicz)
(イメージ写真=iStock.com/KatarzynaBialasiewicz)

 洋画がお好きな方であれば、もしかしたら見たことがあるかもしれませんが、例えば夫婦仲が上手く行っていない2人がカウンセラーに相談に行ったりしてその問題点を話したりすることで、もう1度夫婦仲を取り戻そうとしたりするシーン。

 あれをイメージしていただくとわかるかと思うのですが、フランスではあのようなカウンセラーをするプシコローグがかなりの力を持っていて、そして誰にとっても身近な存在になっているのです。

 いったいどんなときに彼らの出番がやってくるかと言いますと、もうこれが多種多様!

 え?こんなところでも???と思うところでも、フランスはプシコローグが大活躍しております。

育児に疲れたら、プシコローグに行く

 私が始めてプシコローグの存在を知ったのは、出産後まもないときに育児疲れで完全にダウンしたとき。

 そのときに、病院行く?それともプシコローグに行く?と言われたので、何そのプシコローグって!?え!?私ってもしかして産後うつ? だから心理療法士とやらに診てもらわないとならないの?と、びっくりしたのです。

 そのときの私の中で、プシコローグというのは精神科医のイメージが強く、ものすごい病んだときに診てもらう場所だと思っていたのでした(実際に保険適応になる場合が多いので)。

 でも、初めてプシコローグと話をする機会を得たときにそのイメージは一転。そして彼らの存在の大切さを非常に強く感じ、それと同時に頼もしくとても頼れる存在と思えるようになったのです。

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