うちのハレの日ごはん。丁寧な暮らしに憧れて

印刷用を表示
2019/02/24 09:00

日々の暮らしを整え、一日一日を大切に過ごすようになったら、特別な日=ハレの日の在り方が変わってきたというあやさん。ハレの日とケの日、それぞれの「食」について、教えてくれました。

母から教わったハレの日の「食」

今年の節分はてまり寿司を作りました!
今年の節分はてまり寿司を作りました!

 わたしは、Instagramを始めてから、ハレの日を意識するようになりました。

 ハレの日とは、普段とは違う特別な日のことを言います。このハレの日には、お正月や五節句(桃の節句や端午の節句など)、そして節分や彼岸、クリスマスなどの年中行事も含まれ、それぞれにまつわる料理があります。

 小さいころ、母が行事にまつわる食事やおやつなどを食卓に出してくれたおかげで、「あ、今日は七草がゆを食べなければ」「あ、おはぎ食べなきゃ……」という風に、食べることで行事を覚えました(笑)。

 そんな風に行事を楽しみにしていたからか、私には行事食へのこだわりが強くありました。しかし、実は結婚直後はまったく料理ができなかったので、最初の頃はすべて自分で作るのではなく、できない部分は市販品に頼っていました。だって、お皿に移し替えてしまえばわからないのですから(笑)。とにかく行事食を食卓に並べることが、私にとっては重要だったのです。

 ですが、Instagramを始めてから、みなさんのハレの日の食卓を垣間見るようになり、衝撃を受けました。「お店じゃないの?」「市販品移し替えただけじゃないの?(笑)」と疑いたくなるくらい素晴らしい食卓。何でも手に入りやすくなり、コンビニでも恵方巻やクリスマスケーキを買えるこの便利な時代に、あえて手作りされる方達の存在は、私にとって衝撃でした。そして、この衝撃が私を少しずつ変えていったのです。

丁寧な暮らしをしているように見られたい……

 様々なSNSの発信の仕方がある中で、Instagramは写真で自分を表現する場だと思います。もちろん、キャプションの中の言葉で表現することもできますが、まずユーザーの目に入るのは「写真」です。検索画面にはたくさんの写真があふれていて、関心のある写真や目を引く写真から、その方のライフスタイルを想像します。

 私は、「一日一日を大切に過ごされているんだなぁ」と写真からうかがえる丁寧な暮らしぶりに憧れました。

 ぶっちゃけ、Instagramで私がハレの日の食卓を投稿するようになったのは、私も丁寧な暮らしをしているように見られたかったから(笑)。私のInstagramのお友達には、私のようななんちゃってではなく、本当に丁寧な暮らしをしている方がたくさんいます。そんな方々は、日々の暮らしの延長線上にハレの日があります。

 そんな様子を見て、私も暮らしの延長線上にハレの日を意識することができるようになったら、丁寧な暮らしに一歩近づけるのではないか、という想いが徐々に生まれてきました。

  • 1
  • 2

あやさんの記事一覧

もっと読む