私たちがいま欲しい! 日本の古くて新しいモノ

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更新日:2019/02/21 10:29

職人さんたちによる伝統の技が、今の私たちの暮らしに使いやすい形に。中川政七商店による合同展示会「大日本市(だいにっぽんいち)」で出会った、素敵なモノと人をご紹介します。

▼目次

大人の私たちが本当に使いたい、暮らしの中のモノ

 日本には、地域に根差した多くの工芸メーカーとそれを支えてきた職人さんたちがいます。

 今回、中川政七商店さんが開催した合同展示会「大日本市(だいにっぽんいち)」には、日本の伝統をベースにしながら新鮮さがある、大人の私たちが使いたい!と思える工芸品が全国各地から集まりました。

 前回、約2,000 名が来場した大日本市。今回“工芸の衣・食・住”にまつわる全45 ブランドが出展。その中から編集部が、個人的にも欲しい!使いたい! と思ったブランドをいくつかご紹介していきますね。

古くて新しい。繊細でやさしい有田焼「mg&gk(もぐとごく)」

ひと息つく大切な時間を丁寧に過ごしたい人へmg&gok(もぐとごく)
ひと息つく大切な時間を丁寧に過ごしたい人へmg&gk(もぐとごく)
ひと息つく大切な時間を丁寧に過ごしたい人へmg&gok(もぐとごく)

 「mg&gk(もぐとごく)」は、有田焼の窯元「渓山窯」(けいざんがま)から発表された新ブランド。

 一息つく大切な時間を丁寧に過ごしたい人へ。ちょっとしたスイーツとたっぷりの紅茶を楽しんでほしいというコンセプトで、確かな有田焼の技術を元に、ひとつひとつ心を込めて手描きで制作されています。

絵付けは、ひとつひとつ手描きなのだそう!
絵付けは、ひとつひとつ手描きなのだそう!

 やさしい青色で、「七宝」「麻の葉」「波」といった縁起の良い吉祥文様をベースとした絵付けがされています。

 洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」とのコラボレーションモデルも発売されています。

 クリエイティブデレクションとデザイン全体は、プロダクトデザイナーの辰野 しずかさん。ロンドンで家具とプロダクトを学び、現在は日本中を飛びまわりながら、工芸とのコラボレーションの仕事をされている方です。

プロダクトデザイナーの辰野しずかさん
プロダクトデザイナーの辰野 しずかさん

 通常、有田焼は濃い色合いの絵付けが主流となっていますが、今回は柔らかい印象になるよう「薄く優しい」絵付けをテーマに、商品開発に取り組んだそうです。

有田焼の「渓山窯 工房」代表の篠原 祐美子さん
篠原渓山 代表の篠原 祐美子さん

 渓山窯は、佐賀県・有田町の名工・篠原 龍一氏により、有田焼の染付の美しさを追求して創業された窯元ということで、絵の具の成分にもこだわっているとのこと。

 こんな繊細な美しさのある器で、お茶の時間をゆったりと楽しんでみたいですね。

 mg&gk(もぐとごく) https://mggk.jp/

軽やかに季節を連れてくるストール「orit.」

「orit.」の美しい色合いのストール
「orit.」の美しい色合いのストール

 展示会でひときわ目立っていたのはパステルカラーのきれいな色合いのストールたち。

 兵庫県・播州織(ばんしゅうおり)のブランド、「orit.(オリット)」のものです。

 播州織とは、糸の段階で染め上げてから織り上げる「先染め」という工程で作られるため、このように美しい色合いの織物ができるのだそうです。

 展示されていたストール「yu.(ユウ)」は、コットンでできており、重さはなんと、卵1個分、約60gなのだそうです。本当に軽くてフワッとした感触が、春の装いにぴったりですね。

 パステルカラーだけでなく、男性にも使いやすそうな色合い、質感のものも並んでいました。

「orit.」ブランド、阿江ハンカチーフ株式会社の和田 和史さん(左)とデザイナーの矢裂 尚敬さん(右)。orit.商品のデザインはすべて矢裂さんが手がけているそうです
「orit.」ブランド、阿江ハンカチーフ株式会社の小田 和史さん(右)、デザイナーの矢裂 尚敬さん(左)。orit.商品のデザインはすべて矢裂さんが手がけているそうです

 季節の代わり目にあると重宝するストール。身近な人へのプレゼントにしても喜ばれそうです。

 orit. http://www.orit.jp/ 

みんなの暮らし日記ONLINE 2019/02/20 08:00
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