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食べられるのはカーニバルの間だけ!?

 これらのカーニバルのお菓子は、肉断ちの期間、四旬節が始まる「灰の水曜日」前日までは食べることができます。

お菓子屋さんのカーニバルのお菓子
お菓子屋さんのカーニバルのお菓子

 お店やスーパーも同様に、残ったからといって四旬節が始まった日に売られていることはありません。

 イタリアに来て間もない頃は、このような行事の習わしを何も知りませんでした。灰の水曜日にお菓子屋さんに行って、前日まで売っていた大量のフラッペやカスタニョーレがなく、不思議に思って店員さんに尋ねたら、「昨日で終わりだよ」と笑われたのを覚えています。

 今年の復活祭は、4月21日の日曜日。46日間の四旬節・肉断ち期間は、3月6日から始まります。ということは、これらのお菓子をいただけるのは3月5日まで。

 ご紹介したものを見てお分かりかと思いますが、カーニバルのお菓子は揚げ物が多く、砂糖もたっぷり、カロリーが高いものが多いです。それは、肉断ち期間を前にしっかり栄養をつけておく必要があったから。

 カロリーの高いものは、やっぱりおいしいですよね。ダイエットのことはしばらく忘れて、カーニバルの期間にカーニバルのお菓子で、カーニバル気分を味わうのもいいかもしれません。

 最後に、フラッペのレシピをご紹介します。

 先ほど食べられるのは5日までと言いましたが、ここは日本。日にちにこだわらずに手作りフラッペをお楽しみください。

ローマのカーニバル菓子「フラッペ」

(左奥)揚げたタイプ/(右手前)オーブンで焼いたタイプ
(左奥)揚げたタイプ/(右手前)オーブンで焼いたタイプ
材料(約20個分)

薄力粉   200g
砂糖    大さじ2
塩     ひとつまみ
卵     1個
バター   25g
白ワイン  大さじ2
イースト  3g
レモンの皮 1個分
粉砂糖   たっぷりと

作り方

①ボウルに薄力粉とイーストを入れ真ん中に穴をあけ、砂糖、塩、溶いた卵、溶かしたバター、白ワイン、すりおろしたレモンの皮を加える

②よく練り込んで丸くまとめ、ラップをかけて30分ぐらい置く

③台に打ち粉(分量外)をしき、生地を厚さ2mmぐらいに伸ばし、12cm×4cmの長方形に切る。真ん中に飾り線を2つ入れる

④オーブンの場合、190℃にしたオーブンで8~10分ぐらい焼く

⑤フライの場合、熱したオイルに2~3枚ずつ入れ、ぷっくりしてきたら裏返し両面を揚げる

⑥粗熱が取れたら、粉砂糖をたっぷり振る

★この上に、ハチミツをたらしてもおいしいです。

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