みりん粕ってなに?お砂糖ゼロのチーズケーキレシピ

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2019/03/09 08:00

「みりん粕」ってご存知ですか? みりんを作る時にできるみりん粕には、栄養がたっぷり含まれているそう。本みりんの甘さを使ったスイーツを教えてくれる田辺さんに、みりん粕の魅力と、これを使ったチーズケーキのレシピを紹介してもらいました。

みりん粕ってなに?

 こんにちは。田辺真穂です。春ももうすぐそこですね!

 前回は、バレンタインに合わせて、みりんチョコレートケーキのレシピを紹介しました。みなさま、素敵なバレンタインを過ごされたましたでしょうか?

 わたしはといいますと、チョコ―レートケーキをご紹介しておきながら、旦那さんのリクエストで、チーズケーキを作りました(笑)。旦那さんがチーズケーキ大好きなので、バレンタインにチーズケーキということも多い我が家。

 しかし! 今年は、いつもの王道のチーズケーキとは一味違い、お砂糖不使用で、本みりんとみりん粕を使ったチーズケーキを作ってみました。「みりん粕」、連載初登場です!

 さて、みりんは、調味料の定番。酒粕も知っているけど、「みりん粕……はて??」と思った方も多いのではないでしょうか。

 みりん粕は、熟成させたもろみを絞ってみりんを抽出する時にできる、いわば「絞りかす」です。白くてホロホロとしている形状が、満開の梅の花に見えることから、「こぼれ梅」とも呼ばれています。

 酒粕と比べると甘みがあり、クセが少ないのが特徴で、昔はそのままおやつとして食べられていました(本みりんと同様、アルコール分を含みますので、そのまま食べられる際はご注意ください)。現在は、お漬物の漬け床として、多く利用されています。

 原料は、本みりんと同じ、もち米と米麹と焼酎。それらを長い間、糖化発酵させ、熟成してできたみりん粕には、栄養がたっぷり含まれています。

 みりん粕の成分は、アルコールと水分が約4割、炭水化物が約3割、残りはタンパク質や脂肪など。アミノ酸やビタミンB群が豊富に含まれていて、近年注目されている「レジスタントプロテイン」という栄養素があることもわかっています。

 レジスタントプロテインは、食物繊維と似た働きをするタンパク質の一種。胃で消化されにくいため、腸まで届き、腸内の脂質を体外に排出してくれるという優れものです。疲労回復、代謝の促進、便秘解消、コレステロール値の改善、ダイエット効果など嬉しい効果がいっぱいなんですよ!

 あまり馴染みはないけれど、栄養満点のみりん粕。お漬物の漬け床だけに使うのでは、もったいないですね!

 みりん粕の魅力をもっとたくさんの方に知ってもらいたい! それなら、みりんスイーツに使わない手はない!

 と、今回は、チーズケーキの生地にもクランブルにもみりん粕を使用しました。みりん粕とみりんシロップをダブルで使い、本みりんの魅力をたっぷり詰め込んだチーズケーキです。ぜひ、お試しください!

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