フルタイム勤務、夫婦で小学生の男の子ふたりを育てるryokoさん。すっきりと整ったお部屋の様子をInstagramやブログで紹介し、多くのフォロワーさんからの人気を集めています。家事や子育てにゆっくり時間を割けない毎日でも、家族が快適に暮らせる工夫をいろいろしているそうです。今回は、限られた時間の中で子どもとごきげんに過ごすための考え方について、紹介してくれました。

「こんな母でいいの?」と葛藤したことも

 平日はフルタイムで仕事をしながら、小学生の男の子2人と一緒に暮らしています。

 長男は年中さんから、次男は1歳の春から保育園のお世話になりました。

 小学生にあがっても、週末を除けば一緒にいられる時間は、朝起きて子どもたちが登校するまでの間と、仕事から帰宅後の夕方から夜寝る前までの間の数時間だけです。

 ともすれば、子どもたちに対して「一緒にいられる時間が少なくてごめんね」と、負い目を感じることもあるような暮らしのタイムスケジュールですが、そんな風に感じたことは、この7年弱の間であまりありません。

 1歳の次男が保育園に慣れ、登園時に泣かなくなるまでの数日間は、私も毎朝一緒に泣きました。子どもの体調不良時に余裕を持って休ませてあげられなかった時などは、モヤモヤした思いを抱え「これでいいの?」と葛藤したこともあります。

 でも、「こんな母でいいの?」という葛藤は、子育てをしていれば仕事が理由じゃなくても誰でも一度は感じること。

 基本的には、一緒にいる時間の長さよりも濃度が大切だと思っています。だから、一緒に過ごす時間が少ないことを寂しく感じることはあっても、罪悪感から自己嫌悪に陥ったりすることはなく過ごしてきました。

 仕事が理由でなくても、自身の健康状態や、親の介護問題、子どものお稽古事情などから、思うように親子で過ごす時間を取れないという方もおられると思います。

 でも、一緒にいられる時間の濃度を濃くするための努力を最大限にしていれば、共に過ごす時間の長さ自体を気にする必要はあまりないのではと私は思います。

 ましてや、家族以外の他人からの「まだ小さいのに可哀想」だなんていう無責任な言葉に傷つく必要はないのではないでしょうか。

「3歳児神話」に振り回されない

 「ゆっくり親子で過ごせる時間がない子どもは愛情不足になる」

 「子どもが幼いうちは母親の手元で育てた方が良い」

 など、いろんな情報や声がありますね。いわゆる3歳児神話のようなものも、母ならば誰でも気にはなると思います。

 確かに、3歳頃までの幼少期の過ごし方や育て方は、子どもの成長にとってとても重要な影響を及ぼすものだそう。

 でも、だからといって、親と子が共に過ごす時間の長さそのものや、母が手元で子どもを育てることが、そのままイコール子どもの健やかな成長に絶対不可欠なものではないはずです。(平成十年版厚生白書でも「合理的根拠はない」と3歳児神話を否定しています)

 私自身、長男がその年頃は働いておらず母子でずっと一緒に過ごしていたのにも関わらず、今では考えられないほど細かいことを気にし、あれこれと思い悩むことが多かったです。はじめての子育てということも大きな理由の一つだとは思いますが、あの悩み多き日々が、長男の成長に良い影響だけを与えたとはとても思えません。

 大切なのは、親が手元で子どもを育てようと、保育園や学童保育 はたまた祖父母のお世話になろうと、一緒に過ごす時間の中でいかに子どもに愛情を伝え、親子の信頼関係を築けるか、なのだと思います。

 そして、子どもたちと一緒に過ごしている時の親の姿が、ごきげんで幸せそうなものならば、子どもは自分の存在を肯定し、安心して親に甘え、心を開いてくれるのではないか、そう思って子どもたちとの毎日を暮らしています。

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