お弁当暮らしにまつわる習慣を、あかりさんとみきさんに聞いてみました。自分や家族の生活スタイルや好みに合わせて、楽しいお弁当ライフを送れるように、2人とも色んな工夫されていました。

 お弁当生活を続けるのは、簡単なことじゃない。「明日のおかずは何にしようかな」と考えながら、夜ご飯のメニューを考えたり、スーパーに買い出しに行ったり。何より、朝が苦手な方は、早起きして料理をするというだけで、かなりのエネルギーを使ってしまうでしょう。

 アンバサダーのお弁当暮らしをのぞいてみると、みなさん自分の生活スタイルに合わせて、様々な工夫をされていることがわかりました。

 この記事で紹介するのは、自分用のお弁当を作っているあかりさん(@akarispmt)と、家族用のお弁当を3~4つ作っているみきさん(@mikishi7283)の、お弁当暮らしの習慣です。あかりさんは、作り置きの常備菜を使ってお弁当を作りますが、みきさんは前日の夜に仕込みをして、当日の朝におかずを仕上げるスタイルをとっています。タイプの違う2人だからこそ、色んな工夫が見えてきました。

みきさんのお弁当暮らし

 みきさんの起床時間は、6時半。そこから、7時半までに、お弁当と朝ごはんを作ります。

 朝起きてまずやるのは、前の日の夜に準備しておいた、お味噌汁の出汁をとること。煮干しor出汁パックを前の晩から水に浸しておくと、しっかりとした出汁がとれます。

 お弁当作りは、卵焼きから始めるのが、みきさんのルーティーン。数えきれないほど作ってきた卵焼き。寝起きでも勝手に手が動き、作っているうちに、頭がスッキリしてくるのだそうです。お子さんからも、卵焼きは必ず入れてほしいと言われているため、毎回きちんと作ります。分量は同じでも、火加減やタイミングで、できばえが変わるので、毎日ドキドキだそうです。

みきさんのだし巻き卵のレシピは、こちらで紹介しています。
みきさんのだし巻き卵のレシピは、こちらで紹介しています。
前日の夜に仕込みをし、朝に仕上げる

 みきさんのご家族は、帰宅時間がバラバラ。なので、一番遅いお子さんの夕飯の相手をしながら、翌日のお弁当の仕込みをします。

 たとえば、煮物は煮汁をひと煮立ちさせるところまでやっておく。こうすると、冷めながら煮ものに味が染みていくから、よりおいしくなります。また、朝は汁気を飛ばすだけでよいので、気が楽なんだとか。

「ついで」の仕込みで、いつか楽をする

 あとは、鶏肉や豚肉を生姜醤油や味噌に漬けるなどの下準備も、夜ご飯を作るついでにやっておきます。下味をつけたお肉は、冷蔵庫でしばらくもつので、必ずしも翌日に使わなくても大丈夫。こういうストックがあると、お弁当作りが面倒なとき、心の支えになりますよね。

 きんぴらなど味の濃いおかずは、作り置きをすることもあるけれど、炒め物や揚げ物は当日の朝に作りたいから、材料を切りそろえる程度の下準備にとどめているそうです。

楽できる調理道具を選ぶ

 みきさん家の朝ごはんは、お味噌汁とごはん、常備菜が基本。お味噌汁を作るときに、お弁当用の野菜を一緒に茹でたりして、時短の工夫をしているそうです。

 また、みきさんが愛用しているフライパンは、蓋をして揚げ物ができるタイプ。だから、揚げ物は少量の油をフライパンに入れて蓋をし、蒸し揚げにしているそうです。そのあとの炒め物でフライパンがきれいになるので、片付けも楽チン。調理道具選びも大事ですね。

あかりさんのお弁当暮らし

月曜日、出勤前にまとめて作り置き

 月曜日の朝、出勤前に一気に常備菜を作るのが、あかりさんのスタイル。どうして、月曜日に作り置きをするようになったかというと……。日曜日は完全にオフの日にしたいから、旦那さんといる時間を大切にしたいから、などの理由があるそう。

 日曜日に作り置きをする方もたくさんいらっしゃいますが、あかりさんにとって、日曜日は1週間で唯一、夫婦が一緒に過ごせる日。作り置きに限らず、自分だけの趣味に時間を割くことは、なるべく控えるようにしているのだそうです。

毎回作る常備菜は5~6品

 月曜日に作る常備菜は、5~6品。写真の作り置きは、柚子胡椒入りの牛すき煮、紫玉ねぎのマリネ、ごぼうと海苔のペペロンチーノ、鮭のピエトロ風漬け、ほうれん草とチンゲン菜のナムル、桜えびと枝豆のごはんです。

 ごはんは、小分けにして冷凍し、お弁当の主食として1週間使います。紫玉ねぎのマリネは、酢漬けにしてあるので、土曜日のお弁当でも食べられます。そのほかの4品は、夕飯の副菜にもしながら、3日以内に食べきってしまいます。

週の真ん中に常備菜を追加

 あかりさんは毎週水曜日がお休み。時間があるときは、常備菜を3品くらい追加します。こうして、土曜日のお弁当作りも、常備菜でやりくりするそうです。

 また、夜ご飯のおかずは多めに作って、こまめに冷凍。翌日のお弁当のおかずに、夜ご飯のおかずをスライドすることもあります。

栄養バランスから詰める食材を決める

 あかりさんは、自分の食べ癖を意識して、栄養バランスが偏らないように、詰める食材をある程度決めているそう。こうすると、おかずの色合いが被ることも少なくなるんだとか。あかりさんの場合は、カルシウムが不足することが多いので、意識的に摂るように。

☆主食:ごはん(白)【炭水化物】

主菜:肉と魚を1品ずつ(茶色)【タンパク質】

副菜:ほうれん草や小松菜、春菊など、カルシウムや鉄分などが豊富な青菜【ミネラル】

副菜:パプリカやブロッコリー、ニンジンなどの緑黄色野菜【ビタミン】

★副菜:ひじきなどの海藻やこんにゃくなど【ミネラル】

かつお節+みりん+醤油で出汁醤油風に

 とりあえず、かつお節と醤油、みりんで味付けをすると、出汁醤油風になる。これに梅を加えたり、山椒を加えたり、アレンジをきかせて、レパートリーを増やします。

 具材も、何でもあり! しめじとこんにゃくで、出汁醤油風の梅煮のレシピをご紹介しますが、ひじきや切り干し大根、魚料理にアレンジしてもおいしいそうです。自分の中で、味付けの定番を決めていると、常備菜作りも少し楽になるかもしれませんね。

こんにゃくとしめじの梅煮

4センチくらいの細切りにしたこんにゃくを、大さじ1のごま油で炒める。油が回ったら、しめじも加える。醤油とみりん各大さじ1、砂糖小さじ1、たたいた梅干し1個分、かつお節2~3グラムを加えて、汁気がなくなるまで煮詰める。

 毎朝、お弁当作りにかけられる時間は、家庭によってそれぞれ違います。おそらく、どんなお家だって、朝は忙しい。アンバサダーのみなさんも、「お弁当作りは時間との勝負」と言っています。

 だからこそ、自分の暮らしに合うお弁当作りのやり方を探していく。色んな工夫をして、無理せず楽しく、お弁当作りを続けられるように、自分で習慣をつくっていく。そうして、「お弁当暮らし」が形になっていくのだと思います。

 その過程も楽しめるように。これからもみんなの暮らし日記では、アンバサダーと一緒に、暮らしを楽しむ知恵や工夫、考え方をお届けしていきます!