お弁当は彩りよく。いくらInstagram上で「#地味弁」が流行ったとしても、これは、誰もが意識するテーマなのではないでしょうか? 彩りの取り入れ方が上手なインスタグラマーといえば、やはりこの方。母熊さんに、色別の副菜レパートリーを教えてもらいましょう。

アクセサリー常備菜でお弁当作りは楽になる!

 母熊は、お弁当箱という小さな箱をパズルみたいに埋めていくことが大好きです。彩りや栄養、味付けの組み合わせを考えながら、ほんの一口ずつのおかずをぎゅぎゅっと詰めて。できあがったお弁当が自分のイメージ通りだと、とっても嬉しくなります。

 さて、みなさんには、お弁当を作るときのマイルールはありますか? 母熊は、「たくさんの彩りにあふれたお弁当」を、長いこと自分のスタイルにしていました。「紫の食材が入っていると、母熊ちゃんっぽい!」なんてフォロワーさんから言われるくらい(笑)。

 色使いのコツとでも申しましょうか……。「赤」「黄色」「緑」の基本の3色に、紫や黒が加わると、ぐーんと品よくあか抜けた印象のお弁当に仕上がります。もちろん、ポリフェノール云々など、栄養の面でもパワーアップしますよ!

 冷蔵庫の中に、彩りを加えてくれる副菜をいくつか準備しておくと、お弁当作りがぐんと楽になるのは間違いありません。母熊は、これらの副菜を「アクセサリー常備菜」と名付けて、お弁当の仕上げに活用しています。

 たとえば、色のきれいな野菜を浅漬けや甘酢漬けにしておくなど。日持ちもして便利なので、カラフルな大根やにんじんが手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね。

 それでは、簡単な副菜レシピを、色別にいくつかご紹介します。

赤色の副菜

【ミニトマトの一口モッツアレラサンド】

ミニトマトを横半分にスライスし、種をくり抜きます。間に一口大のモッツアレラチーズを挟んで、ピックをさしたらできあがり。

ブロッコリーの上にある花は、ブロッコリーの茎をくり抜いて塩ゆでしたもの。茎は捨てちゃダメですよ~。
ブロッコリーの上にある花は、ブロッコリーの茎をくり抜いて塩ゆでしたもの。茎は捨てちゃダメですよ~。

【ちくわぶナポリタン】

スライスしたちくわぶを、ナポリタンソースで炒めるだけ。粉チーズやパセリをトッピングして。

中央右端にあるのがちくわぶナポリタンです。粉チーズやパセリを散らすとさらにGood!
中央右端にあるのがちくわぶナポリタンです。粉チーズやパセリを散らすとさらにGood!

黄色の副菜

【かぼちゃの甘辛】

5ミリの厚さにスライスしたかぼちゃをフライパンに並べ、両面を焼いて火を通します。砂糖と醤油各大さじ1、酢大さじ2分の1を合わせて回しかけ、水分が飛ばしたらできあがりです。酢を使うため、傷みが気になる夏場にもおすすめ。酸味はほとんど感じないので、お子さんでも食べやすいと思います。

緑色の副菜

【ブロッコリーの柚子胡椒和え】

茹でたブロッコリーを柚子胡椒を溶いた白だしで和えます。ブロッコリーなど量が多いものは、味付けを変えて調理しておくと、作り置きでも飽きないのでおすすめです。

ブロッコリーなど量が多いものは、味付けを変えて調理しておくと、作り置きでも飽きないのでおすすめ。

【パセリの天ぷら】

彩り用に買ったパセリを、ついつい余らせちゃうなんてもったいない! ぜひ天ぷらにしてみてください。すっごくおいしいですし、時間がたってもくったりしないので、お弁当にもおすすめです。

紫色の副菜

【かきのもと(食用菊)のおひたし】

食用菊は、酢を入れたお湯でさっと茹でて水にさらすと、美しい紫色になります。独特な食感が特徴で、白だしなどを和えるだけで、おいしくいただけます。酢を使うと発色がよくなるので、紫色の副菜は、どうしても酸味のきいたものが多くなります。酸っぱいものが苦手な方は、ぜひ食用菊をお試しください。

右下につめてある紫色のおかずが、食用菊のおひたしです。
右下につめてある紫色のおかずが、食用菊のおひたしです。

【紫芋ボール】

こちらも酸っぱくない副菜! 紫芋を蒸かすか、レンジで加熱して、バターと練乳、レモン汁少々を混ぜながらマッシュします。温かいうちに丸めて、できあがりです。1~2センチの大きさに丸めておくと、冷凍もできるので便利です。使うときは、凍ったままお弁当箱に入れて、自然解凍に任せればOK。

右奥に見えるのが紫芋ボールです。母熊はおせちの彩りにも作りましたよ!
右奥に見えるのが紫芋ボールです。母熊はおせちの彩りにも作りましたよ!

☆白色の副菜

【うずら卵の目玉焼き】

大きい卵で作るよりも、お弁当箱の世界に可愛らしく馴染みます。いくつかのせると、ますます可愛いので、ぜひ。

【しらすとミニトマトの和え物】

4つに切って種をくりぬいたミニトマトとしらす、塩昆布、小ねぎをお好みのオイルで和えます。ごま油やオリーブオイルがおすすめ。しらすの白色は、とてもきれいに映えます。

いつもの野菜にちょっとひと手間

 紫キャベツの甘酢と一緒に、大根や茹でたれんこんを漬けておくと、きれいなピンク色に染まります。カラフルな野菜がなかなか手に入らない……という方はお試しください。このとき、大根を花の型でくり抜き、飾り切りしてから漬けるのがおすすめ。お弁当の最後に飾ると、見違えるように華やかになりますよ。

 そうそう、捨ててしまう人が多いブロッコリーの茎も! 輪切りにしてお花型でくり抜いてから塩ゆでにしておきましょう。自然な甘みがおいしく、彩りにもなるので大活躍の常備菜です(ミニトマトの一口モッツアレラサンドの画像に、ブロッコリーの茎で作ったお花も入っています)。

 彩り弁当は、拍子抜けするくらい簡単なレシピをちょいちょいっと組み合わせて作れてしまいます。彩り豊かな、目でも楽しめるお弁当作りに、ぜひ役立ててくださいね。



Writer PROFILE

  • 母熊さん


    Instagram:@rosso___


    3人の子どもに夢中で過ごした子育て期を終え、夫とふたり第二の人生をささやかに楽しむ暮らしが始まりました。フルタイムワークの会社員ですが、私自身のライフワークそしてスキルアップの場としてInstagramは欠かせません。埼玉の片田舎で大地の恵みと生きる日々を「#お昼が楽しみになるお弁当」のハッシュタグにのせて発信しています。

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