台湾タピオカが今、人気を集めていますが、次に来るのはルビー色のスーパーフード「台湾キヌア」かもしれません。【FOODEX JAPAN 2019 台湾パビリオン記者発表会】

 

 

食の最新トレンドを発信、世界各国からバイヤーが集まる、食品業界関係者向けの食の祭典『FOODEX JAPAN 2019(第44回国際食品・飲料展)』が、幕張メッセで、2019年 3月5日(火)~8日(金)に行われています。

 その中で、全体で3番目に大きい規模となる台湾パビリオンでは、計142社の台湾業者により、“ばえる、台湾フーズ。”をテーマに、さまざまな台湾の食がアピールされました。

タピオカの次は「台湾キヌア」が来る!?

 栄養価が高いスーパーフードとして、注目されているキヌア。南米を中心に栽培されている雑穀でサラダに入れるとプチプチした食感が楽しめると話題になっていますね。

 このキヌア、通常出回っているものは玄米のようなやさしいベージュ色をしていますが、今回、台湾パビリオン記者発表会で紹介された「台湾キヌア」は、赤、オレンジなど鮮やかな色をしています。

 この台湾キヌア、古くから台湾国内の先住民族により栽培されており「穀物界のルビー」と言われているそうです。

台湾キヌア/40g 350円(税込み)/薬膳専門店 神戸 林商店 http://hayashi.ocnk.net/product/831

台湾キヌア/40g 350円(税込み)/薬膳専門店 神戸 林商店 http://hayashi.ocnk.net/

 食物繊維やミネラルなど栄養も豊富。普通のキヌアに比べて鉄分が豊富なのだそう。サラダやご飯に混ぜたら、栄養とともに鮮やかな色合いが楽しめそうですね。

料理研究家 井澤由美子さんの、台湾キヌアを使ったレシピ

 薬膳に造詣が深い料理研究家の井澤由美子さんが、台湾キヌアを使ったレシピを紹介してくれました。

 「以前から薬膳の食材や生薬を購入するため、台湾に度々足を運んでいます」という井澤さん。

台湾食材にも明るく、薬膳に造詣が深い料理研究家の井澤由美子さん

台湾食材にも明るく、薬膳に造詣が深い料理研究家の井澤由美子さん

 台湾パビリオン記者発表会で紹介してくれたのは、「台湾キヌアと桜海老の散らし寿司」です。

井澤由美子さんの「台湾キヌアと桜海老の散らし寿司」

井澤由美子さんの「台湾キヌアと桜海老の散らし寿司」

 「キヌアは鉄分、カルシウム豊富で高たんぱく。女性にぴったりの食材。雑穀の女王と呼ばれているくらいなんですよ。特にこの台湾キヌアは、高たんぱくですごく食物繊維が多いんです。

 今回は、ご飯と一緒に炊き上げましたが、別茹でしてサラダにも。ぷちぷちしているので、揚げもののころもにしていいと思います。

 そして、今回の散らし寿司では、タピオカも使ってみました。これは、戻したタピオカに日本の発酵食材のうめ麹(甘酢)に漬けこんだものです。

 日本の発酵食であるうめ麹と、食物繊維豊富な台湾キヌアはとても相性がよく、おなかにいいんです。つまり肌にもいい。腸は免疫力の、6、7割をつくると言われていますので。女性にぴったりの散らし寿司になりました」

 ごま油と山椒油で炒った桜エビが香ばしい香り! 色合いも華やかで、春のおもてなし料理に取り入れてみたいですね。

台湾キヌアと桜海老の散らし寿司(タピオカと金針菜の甘酢漬け入り)

 【材料】

 台湾紅キヌア、もち米、黒米もち米、うめ麹、タピオカ、甘酢、乾燥金針菜、桜エビ、ごま油、山椒油、しそ、菊の花

 【手順】

 ①もち米、黒米もち米、台湾キヌアを一緒に炊く。炊いた後、うめ麹(甘酢)を混ぜる。

 ②タピオカを水に戻して茹で、ザルに上げて冷水で冷まし、甘酢に漬ける。乾燥した金針菜を水に戻し、甘酢に漬ける。

 ③桜エビをゴマ油と山椒油で炒る。しそを刻み、菊の花等と盛り付ける。

台湾キヌアについて

 台湾キヌアは、古くから台湾国内の先住民族により栽培されており、穂が出てくると、赤、オレンジなど鮮やかに色づくことから、『穀物界のルビー』と呼ばれています。近年では、その高い栄養価から美容と健康に効果を発揮するスーパーフードとして、NASAの宇宙食に使用されたり、お米やサラダに混ぜて家庭で楽しめる袋入りの家庭用商品としての販売や、ベジタリアン向けのレストランでの提供など、台湾国内で大きな注目を集めています。



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