仕事復帰からの1年を振り返って
2回目の育休から職場復帰して、この4月でちょうど1年になります。
1回目の経験を踏まえて事前に準備をすることができたので、長女のときと比べると、2回目はかなりスムーズでした。
とはいえ、2人の子供のお世話をしながら仕事をするのは、とても大変でした。
保育園までの道のりは、毎朝「必死」
年長さんになって、長女の荷物はかなり少なくなりました。荷物は長女が自分で準備をして、自分で持つので、とても楽になりました。
一方で、1歳児クラスの次女は着替えの枚数も多く、オムツもあるので、荷物はかなりのボリュームになります。

送迎時は、自分の仕事の荷物に加えて次女の荷物、曜日によってはシーツや毛布も持たなくてはなりません。シーツや毛布は長女が持つには重いので、長女の分も私が持つことになります。
さらに、次女は握っている私の手を振り切って車道に飛び出そうとしたり、抱っこをせがんできたり、道端のアリが気になってしゃがみ込み動かなくなったり……と、スムーズに進んでくれません。
次女の手をぎゅっと捕まえながら、走りたがる長女に大声で「車が来てるよ! 端っこに寄って!」「そこでストップ! 待ってて!」などと叫びながら歩いています。
雨の日なんてもっと大変で、雨の予報を見ると憂鬱になります。
我が家の場合は、2人とも家から近い保育園に入ることができたので、比較的楽なほうだと思います。家から遠い保育園だったり、兄弟姉妹で別の保育園だったりする場合は、本当に大変だろうと思います。
頻繁に次女が熱を出し、約半年で有給がほとんどなくなってしまう事態に
保育園に入りたてのころは、どうしても熱を出すことが多くなります。
4月に職場復帰してから夏の終わりごろまでは、5日続けて仕事に行けることが少ないくらい、次女が頻繁に熱を出していました。月の半分以上休んだり、10連休してしまったりで、出社するのが気まずくなることもありました。
我が家は、夫が休みを取りにくい職場のため、何かあると私が休んで対応しなくてはなりません。残念な状況ですが、子供の発熱はお母さんが対応するご家庭が多いのではないかと思います。お父さんも休みやすい世の中になってほしいと思います。

また、子供が熱を出したと言うと、「おじいちゃん、おばあちゃんに看てもらえないの?」と聞かれることもあります。ですが、高齢のため、病気の子供を1日中看てもらうのは負担が大きすぎるだろうと考え、頼まないことにしています。
次女は頻繁に熱を出していましたし、いったん熱を出すと回復までに時間がかかったため、夏ごろまでに有給がほとんどなくなってしまう事態になりました。
不安を感じながらも病児保育を頼ってみることに
病児保育の登録は、育休中に済ませていましたが、体調が悪いときに慣れない場所に預けるのは可哀想に思い、利用していませんでした。
しかし、あまりにも発熱の回数が多く、有給がなくなるペースが早いため、思い切って預けてみることにしました。
予想通り、次女は体調が悪いときに知らない場所に置いていかれるため、大泣きしました。
心配しながら会社に行き、早めに仕事を切り上げて夕方迎えに行くと、次女は保育士さんに抱っこされながらウトウトしていました。そして、私に気が付くと、すぐにやってきてピタリとくっつき、安心した様子でした。
病児保育の保育士さんは、1日の様子を詳しく教えてくださりました。抱っこから降ろすと泣く次女のために、朝からお迎えの時間まで、お昼寝を含めてずっと抱っこしてくださっていたそうです。
次女のこと以外にもたくさんのお仕事があるはずなのに、ずっと抱っこしてくださっていたなんて……と驚き、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
熱があるときに預けるのは可哀想にも思いますが、私が利用している施設は責任をもってきちんと見てくださっているので、必要なときはお任せすることにしました。仕事に行かねばならない身として、とてもありがたいことだと感謝しています。