新しい何かが始まる季節
こんにちは!
少しお久しぶりの森映子です。
この度「みんなの暮らし日記ONLINEプレミアムアンバサダー」をさせていただくことになりました。
これからますます、皆さんとご一緒に暮らしの中にあるいろんなことを楽しんでいけたらなと思います。
次女が一人で上京することになりました
桜の季節がやってきました。
新しい何かが始まる季節でもあります。
実はわが家ではこの春大きな変化があります。
16歳になったばかりの次女が、夢をかなえるために、ひとりで神戸から上京することになりました。
今回のコラムでは大人の事情で詳しい経緯をお話できないながらも、話をうまくオブラートに包みながら私の子育てについて書きたいと思います。
と、書いてから「子育て」なんて語れるほどの話でもないことに気づいたので、皆さんそんなに構えないで、指にトンガリコーンをかぶせて遊び食べしながら読んでくださいね。

「習い事」なしでは語れない子育て
さて。
わが家には3つ歳の離れた姉妹がおります(現在19歳と16歳)。
女の子の子育てと言えば「習い事」なしでは語れませんよね。もちろん今のご時世、男の子にとっても重要な子育てポイントです。
現に2019年の最新情報では「子どもの2人に1人が習い事、4人に1人が2つ以上に通っている」というデータがあります。
そして男女共に人気が高いのがスイミング・ピアノ・英会話、だそうです。
これは私が子育て最盛期の時と変わっていません。
うちの姉妹がまだ小さかったころ、やっぱり女子に人気はピアノでした。
私の住んでいる地域はどちらかというと教育熱心な方が多く、そこかしこに大手のピアノ教室や個人教室がせめぎ合っていました。
でもね。
うちの姉妹にはピアノは習わせなかったのです。
なぜなら……当時とても仲の良い先輩ママがこう教えてくれたのです。
「ピアノを習わせると流血騒ぎになるよ」
※誤解を招くといけませんのであらかじめ言っておきますが、あくまで先輩ママの持論です。
ピアノは流血騒ぎになる!?
なんだか穏やかでない話ですが、要は、娘がピアノを習うと母親は横について練習に付き合います。
習ったことがなくてもネコふんじゃったレベルは弾ける世代のママたちは、たどたどしいわが子の指使いにイライラして手をペシペシ叩いているうちにどこかに当たり、血が出る、と言うのです。
そういう例が少なくないんだよと。
#いま日本中のピアノを一生懸命している親子を敵に回した気分です
もちろん大多数は優しく笑顔で子どもの指使いを見守る母ばかりだと思います。
でもこの話を聞いた当時の私は、
「あ、私は流血タイプだな」と己の性格を察したわけです。
それからというもの、娘たちがピアノ習いたい~といっても聞く耳持たず。
他のジャンルの習い事は結構いろんなものに通わせましたが「ピ・ア・ノ」というワードは封印。
音符は読めないまま育つことになるのです。
歌うことが大好きな長女、ドラマー目指して上京する次女
ところが!です。
成長した娘二人がどうなったかと言いますと、
長女は歌うことが大好き。
大学で軽音楽部に入りギターやボーカルを思う存分楽しんでいます。
次女に至ってはドラマー目指して上京するという音楽大好き姉妹へと育っていたのです。
あらまどうしよう。
だったらあの時習わせていたらもっとすごいことになってたんでは……。
いえ、でも、あの時がスタートならやっぱり音楽のある生活はしていなかったかもしれません。
流血タイプの私と飽きっぽいわが家の娘たちは、自分のタイミングで始める形がよかったんだろうな。