手軽にお菓子が買える時代に、手作りにこだわる意味
こんにちは! お菓子ブログ〈Single KitchenでSweetsを〉のmarinこと森嶋マリです。
先月、2週間ほどアメリカに滞在しました。
普段は外食をあまりせず、お菓子やパンも基本的に手作りのものを食べる生活ですが、旅のあいだはそうはいきません。
普段とは打って変わって、外食三昧。
外食に飽きたら、スーパーマーケットで買ってきたお総菜で、食事を済ませました。
アメリカのスーパーマーケットはとにかく大きい。棚に並ぶ商品の数や種類も、日本の大型スーパーマーケットの比ではありません。

今回の旅で足しげく通ったお総菜売り場も、それはもう充実していて、「どれにしようかな~」と見てまわっていると、あっというまに30分。ともすれば1時間近くが経過、なんてこともありました。
充実しているのはお総菜だけではありません。お菓子だって、かなりの種類が並んでいます。

目移りして、ついあれもこれもと買いこんでしまうこともしばしば。
そんな旅生活を続けていて、ふと、思ったんです。
これほど大量ではないとはいえ、日本のスーパーマーケットの品揃えだってすばらしい。私が住む町にも手頃な値段で手作りのお総菜が買えるお店があるし、デパ地下まで足を伸ばせば、自分で作るには気合いが必要な手の込んだ料理が並んでいます。
お菓子だってあちこちで買えます。デパート、スーパーマーケット、ケーキ屋さん。コンビニ・スイーツの進化も、目をみはるものがあります。
これほど手軽にいろいろな食べ物を買える時代に、私はなぜ、わざわざお菓子を作っているのだろう?――そんな疑問が頭に浮かんできました。