江の島「㠀舎」で大切にしている3つのこと

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2019/05/14 10:00

丁寧に作られたおいしいごはんをいただくと、元気が湧いてきますよね。誰かに教えたくなる、そんな素敵なお店を紹介していくこの連載。第二回目は、神奈川県江の島、山の上にある定食とコーヒーのお店「㠀舎(とうしゃ)」です。なんだか長居してしまいたくなるその雰囲気、そしてしみじみとおいしい定食にはこんな秘密がありました。

目次
1. 人に勧めたくなるお店とは?

人に勧めたくなるお店とは?

 こんにちは。編集長の本田です。

 突然ですが、皆さんにとっていいお店って何ですか?

 「味」「雰囲気」「値段」「ロケーション」「サービス」……いろいろあると思いますが、私にとってはやっぱり「おいしいお料理」「居心地のよさ」です。

 毎日家族に食事を作っているので、私には到底作れないと思わされる味、盛り付け、メニューに出会えることが幸せです。やっぱりプロは違うなぁ! という一皿に出会えると本当に嬉しいものです。

 一方で、どんなにおいしいお店でも、高級なお寿司屋さんや高級フレンチなどサービスが過剰なのも落ち着きません。ずっとお店の人がこちらの動きを見ている高級店は食べた気がしなくて。

 世の中には、そんなおいしいけれど居心地のよくない店、または、居心地はよくても味はそこそこ、というお店が多いですよね……。

 だから、味もよくて居心地もいいお店があると、また行きたくてたまらなくなるし、誰かに教えたくなってしまいます。

 今回ご紹介するのは、そんなおいしい上に居心地がいいお店。都心を少し離れ、リゾート気分でぜひ行ってみてほしいお店です。

江の島の山の上に佇む「㠀舎」

海に囲まれ、緑が豊かな江の島(写真=iStock.com/Jun Zhang)
海に囲まれ、緑豊かな江の島(写真=iStock.com/Jun Zhang)

 古くから信仰の島として知られ、行楽地としても親しまれてきた神奈川県・江の島。観光客で賑わう島には、いくつもの神社があります。お参りをしながら、江の島の先端部にある奥津宮を目指しましょう

 実は江の島は標高が60メートル(20階建てのビルと同じくらい)。思っている以上に「山」なんです。ハイキング気分で石の階段を登っていくのもいい運動になりますが、有料エスカレーターの「エスカー」もあるので、ラクしたい方はそちらも便利です。

 展望灯台や、花や植物を楽しめるサムエル・コッキング苑を過ぎ、奥津宮のすぐ手前、右手に現れるのがちょっと目を引く、古民家風のお店です。

奥津宮の手前にある「㠀舎」
奥津宮の手前にある「㠀舎」

緑と海の借景が美しい

江の島の緑と湘南の海が臨めます
江の島の緑と湘南の海が臨めます

 窓の外には、江の島の緑が茂り、その合間から湘南の海を臨めるという、贅沢なロケーションです。

 京都の寺院に見られる「借景(庭園の景色を取り込んだ庭園様式)」のよう。窓で景色の一部が切り取られていることで、より強い印象を受けるのかもしれません。

 奥にはソファー席もあり、日常を忘れてしまうゆったりとした時間が流れています。

奥にはソファー席もあります
奥にはソファー席もあります