この夏流行する!エスニック料理ランキング

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2019/06/05 07:00

独特のスパイシーさやヘルシーさが魅力のエスニック料理。昨年はベトナムのサンドイッチ「バインミー」が人気を集めましたが、今年注目のお料理は?(Top photo by annapustynnikova/Adobe stock)

根強い人気を誇る、エスニック料理たち

 日本国内においてエスニック文化や食の普及活動を行う「日本エスニック協会」100人が予測する、この夏流行の「エスニック料理ランキング」。

 昨年は「ラクサ」「ロティ」「バインミー」が上位となりましたが、今年はラグビーワールドカップや東京オリンピックを意識した、ハラル・ベジタリアン対応の各国の料理がランクインしています。

 以下、ランキングをご覧ください。

第1位 ビリヤニ(インド)

©somegirl/Adobe stock

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〜インドの炊き込みごはんと称される国民食~

 第1位に選ばれた「ビリヤニ」は、2017年にも1位を獲得したインド及び周辺国で食べられている炊き込みごはんのような存在。スパイスの香りと上品な香りあるバスマティライス(長粒種)が鍋の中で調和して、極上のうま味をつくります。

 その調理法は難しく、大きく2つの方法で作られます。「重ね煮の方法」は、湯取り式と呼ばれる、湯の中で米を対流させて茹でたごはんをグレービーソースやマリネしたチキンなどの具材を重ねて調理する方法。これは、ある程度完成させたライスとソースを合わせています。一方、「炊き込みの方法」は、生米とチキンカレーなどを合わせて炊き込みます。

 地域性はもちろん、宗教の違いでも、調理法や使用する具材がかわり、イスラム教徒の人たちはチキンやラム肉を使用したビリヤニが、ベジタリアンが多い南部地方では野菜のビリヤニが人気です。

 2017年に専門店ができ始めるなど、ブームが起こりはじめましたが、各種スパイスの人気や家庭でもつくる人が増えてきており、2019年はさらなるブームになりそうです。

第2位 フムス(中東)

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〜中東料理・ハラルフードの導入として今年定着の予感〜

 こちらも2017年の2位だったフムス(=ホモス、フンムス)は、レバノンやイスラエルなど中東の広い地域で昔から親しまれてきたソウルフード的存在。

 「メゼ」と呼ばれる中東料理の前菜を代表する一品で、ひよこ豆とタヒーニ(中東の練りごま)、オリーブオイルなどをペースト状にしたものです。

 昨今ラグビーワールドカップや東京オリンピックで訪れる外国人に向けてハラルフード・豆料理の需要も高まるなか、手軽にでき、かつ美容や健康にもいいということで、とりいれる飲食店が増えてきています。

 昨年は大手メーカーでも商品化もされ、家庭でも気軽に楽しめるようになりました。東京オリンピックで訪日するイスラム教徒の方は140万人を超えるといわれており、今後さらにメニューオンする飲食店も増えるのではないでしょうか。

第3位 カオソーイ(タイ)

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〜タイの第2の都市であるチェンマイの名物麺料理〜

 第3位は今年初めてライクインしたカオソーイ。近年、日本のタイ料理は東北部や北部の地方料理が注目されており、カオソーイはタイの北部、第二の都市であるチェンマイの名物料理。

 中国系のイスラム教徒から伝来した料理といわれていて、禁忌により豚肉を食べないイスラム教徒のために、具材も鶏肉を使用しており、タイ北部、ラオス北部といった周辺国でも食べられています。

 レッドカレーペーストをベースとしたスープに卵麺、さらに揚げ麺をトッピングするという独特な麺料理は、カリカリの揚げ麺とモチモチの卵麺の食感の違いが楽しく、ココナッツミルクのマイルドな味に、チリの刺激がグッと体に浸透します。タイライム、アカワケギ、高菜漬けが添えられていて、加えることで味がグッと引き締まります。

 現地では、イエローカレーやマッサマンがベースになっていることもあります。お店それぞれで違いがあり、付け合わせがない場合も。

 チェンマイ人気もあり、日本のタイレストランでカオソーイを提供している店舗が増えています。カレーラーメンというイメージもあり、なじみやすいかもしれません。2つの食感の異なる麺を使用している珍しさ、ハラル需要もあって、注目の麺料理といえます。

(解説:日本エスニック協会アンバサダー 伊能すみ子さん)

■調査概要
調査名:今夏絶対流行るエスニック食ランキング
調査期間:2019年5月11日(土)〜5月17日(金)
対象:日本エスニック協会員100名

▼日本エスニック協会HP