ポイント1:適度に厚みがあり、生地に密着する紙を使う

 スポンジ生地は、みなさんもイメージしやすいと思いますが、すごくふわふわ。

 そのふわふわを維持するため、型に敷く紙は薄手のものではなく、コピー用紙などある程度厚みのある紙を使用します。

 また焼きあがったスポンジ生地に紙が付いている状態だと、仕上げをするまで生地の乾燥を防ぐことができることも利点の一つです。

ポイント2:とっても重要! 卵の泡立て

 スポンジ生地は全卵をそのまま泡立てる「共立て法」と、卵黄と卵白を別々に泡立てる「別立て法」があります。

 私は、いつも共立て法でスポンジ生地を作ります。使うボウルが一つですむので、洗い物も少なくなるかな、と。

 この卵の泡立てかたがスポンジ生地を作るうえで肝の部分であり、ふわふわに膨らむかどうかを左右する工程であると思っています。

温度管理が大事

 一つ目の注意点は卵を泡立て始めるとき、湯煎にかけること。卵を温めると卵の表面張力が弱まり、空気を抱き込みやすくなるそうです。

 ただし、卵が人肌程度になったら湯煎を外して泡立てるのがコツです。ずっと湯煎にかけたままだとせっかく泡立てた気泡が壊れやすくなるんだとか。

 しっかり泡立て終わった頃には、温度は下がっていてOK。温度が下がると今度は気泡が安定してくれるので、次の工程で小麦粉が加わっても、気泡が壊れずふっくらとした生地を作ることができます。

泡立て終わりのタイミング

 いろんなレシピ本に見極めポイントが書いてありますが、私がわかりやすいな、と思っている見極め方法があります。

 それは、「泡立て器で生地を持ち上げたとき、一時は羽根のなかにとどまって、ゆっくり落ちていくくらい」の生地のかたさまで泡立てること。

 リボンのようにタラタラと落ちるくらいだとまだまだ泡立てがたりません。

 ハンドミキサーで混ぜていくと、あるときから少し生地を混ぜるのが重たくなってきます。かさが増えて白っぽくなってくると、そろそろかな? のサイン。

 最後に生地を持ち上げて、確認してください。ゆっくりぽってり落ちていきます。落ちたときの形がボウルのなかにしばらく残るくらい。

 そうするとその後に加えた材料をしっかり混ぜても、泡は崩れませんよ!

ポイント3:粉と生地をしっかり混ぜ合わせる

 ここは初心者だった私が一番手を抜いていたところでした。

 一番初めの頃などは粉もふるいにかけずそのまま……。焼きあがった生地は粉の固まりが残って……と散々。当たり前ですよね。

 丁寧に作ると、できる生地もちゃんと応えてくれると思うようになりました。

 粉はきちんと粉ふるいで空気を含ませ、ダマにならないように。また、粉と生地をしっかり混ぜ合わせることも重要です。

 しっかり泡立てた生地は、しっかり混ぜても潰れません。

 混ぜ終わった生地はツヤツヤしていてきめ細やかで。おっ、これは綺麗に焼けるぞ! とワクワクしますよ。

 他にもちょっとしたポイントはあるのですが、まずは一番大事なこの3点。スポンジ生地で苦戦している方に、少しでもヒントがあるといいなと思います。

我が家のスポンジケーキ生地

●材料(15㎝丸型1つ分)

・卵1個
・卵黄1個分
・グラニュー糖40g
・薄力粉30g
・牛乳(豆乳でも可)大さじ1

 【下準備】

 ・オーブンを160℃に温めておく
 ・湯煎用のお湯を用意しておく
 ・丸型の内側に、コピー用紙を敷いておく

【1】ボウルに卵、卵黄、グラニュー糖を入れて、湯煎にかけてハンドミキサーでほぐして卵液を作る。
※人肌より少しあったかいかな、と思うくらいまで温めるます

【2】湯煎から外しハンドミキサーを高速にして泡立てる。
※泡立てる目安はポイント2で記述していますので、参考にしてください。

【3】湯煎で使ったお湯を使って牛乳を温めておく。

【4】【2】のボウルに薄力粉を振るって入れる。
※このとき全体に広げるように振るうと良いです。

【5】ゴムベラに持ち替え、粉気がなくなるまで混ぜる。

【6】【3】で温めた牛乳を加えて生地に馴染むまで混ぜたら、さらに30回ほど混ぜ合わせる。生地がツヤツヤになってきます♪

【7】コピー用紙を敷いておいた丸型に生地を流し込み、台の上15㎝の高さから落として余分な気泡を消す。

【8】オーブンで160℃ 25分で焼く。

【9】焼き終わったら温かいうちにすぐ、台の上15㎝くらいの高さから落として、内部の水蒸気を逃す。

【10】そのまま、冷ましておく。

  私は冷めた後に軽くラップをかけ、1日寝かせます。

 その方が、生地が落ち着いてスポンジをスライスしやすい気がするんです。

 これからクリスマスも近づいてきますね。

昨年のクリスマスは、サンタさんがケーキを登ってるよ! なケーキでした。
昨年のクリスマスは、サンタさんがケーキを登ってるよ! なケーキでした。

 家族やパートナーと特別な日を過ごす時、そこにそっと寄り添ってくれるお菓子、それがデコレーションなのではないでしょうか。

 いろんな思い出とともに、私のケーキ作りも日々成長出来たらいいなと思っています。

 みなさんも是非自宅でケーキ作り、挑戦して見てはいかがですか?(*^^*)

昨年の娘のお誕生日ケーキ。これからも、ハレの日には私の作ったケーキでささやかにお祝いしていきたいです。
昨年の娘のお誕生日ケーキ。これからも、ハレの日には私の作ったケーキでささやかにお祝いしていきたいです。
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Writer PROFILE

  • sachiさん

    Instagram ▶︎@sachi_homemade

    都内で、主人と娘の3人家族で暮らしている主婦。娘と日々一緒に過ごしつつ、おやつを作っては小さな達成感を味わいながら、楽しんでいます。

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