【取材しました】成城石井「手巻納豆」がおいしい理由

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2019/07/09 10:00

7月10日は納豆の日です。こんな納豆スナックがあることをご存じですか? スーパーマーケット「成城石井」のロングセラー商品「手巻納豆」です。ハマる人続出のこのお菓子の秘密を伺ってきました。

7月10日は、納豆の日!

 7月10日は納豆の日だそうです。納豆は普通にご飯のおともとして食べてもおいしいし、身体にもいい、と冷蔵庫に欠かさない人も多いと思いますが、こんな納豆スナックがあることをご存じですか?

成城石井 手巻納豆 180g/1,590円(税抜)

成城石井 手巻納豆 180g/1,590円(税抜き) ※10%増量は期間限定となります

 有明産の海苔を巻き寿司風に形作り、国産大豆を使ったフリーズドライの納豆とあられを詰めたおつまみあられです。

3センチほどの小さなサイズ

3センチほどの小さなサイズ

納豆が詰まっています

納豆が詰まっています

 社内みんなで食べてみました。

 <スタッフの声>

 ・口の中で納豆が再生される。

 ・噛めば噛むほど、本物の納豆のようにネバネバ。

 ・歯ざわりがサクサクなのにもかかわらず、納豆エクスペリエンスを楽しめる。

 ・ひと目で手がかかってそう……! な感じ。サクサクからネバネバという初めての食感で、味もしっかりしている。

 ・お酒のおつまみになりますね。

 ・家で一人や、家族といるときは楽しめそう。会社だとちょっとためらうほどの「納豆感」……。

 このユニークなお菓子の秘密を、成城石井の本社で伺ってきました。

発売から30年以上になるロングセラー商品

 ―――「手巻納豆」、社内でハマる人が続出なんです。先日行った、新宿駅構内のお菓子売り場では一番いい場所に置いてありましたね。よく売れている商品なんですか?

成城石井の商品本部 商品部 菓子課の緑川 義訓さん。オリーブオイルジュニアソムリエ資格をもっているそう

株式会社成城石井 商品本部商品部菓子課の緑川義訓さん。オリーブオイルジュニアソムリエ資格を持っているそうです

 はい。このお菓子は、発売してからもう30年になるロングセラー商品なんです。

 成城石井の全お菓子ラインナップの中でも、トップ10にずっと入っているんですよ。

 「チョコレート」や「ミックスナッツ」「ポルボローネ」といったものも定番の人気ですが、先週のデータを見ると、この手巻納豆がお菓子の売上ランキングの、2位や3位に入る日もありました(取材時期 2019年6月中旬)。

 ―――そんなに大人気なんですね。すみません、意外でした。

 社内では、もうかなり定番の商品ですし、成城石井といえば……という商品のひとつとして挙げていただけるほど、根強い人気を集めているんです。

 若い方から、年配の方まで、幅広い年代の方に好まれているのも特長です。若いお客様も多くご来店されるアトレ恵比寿店などでも本当によく売れているんですよ。また、外国人観光客の多い店舗でも人気があります。

 ―――こうした袋菓子にしてはお値段が、ちょっとお高めですよね(税抜きで1590円)。

 はい。そういった印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。量はたっぷり入れて大容量にしてたくさん食べて楽しんでいただこうということで、この価格と量になりました。でも実は、もう1サイズ小さい巾着袋(税抜きで590円)の手巻納豆もあるんですよ。

原材料、製法にこだわっている

幅広い年代から愛されている、成城石井 手巻納豆

幅広い年代から愛されている、成城石井 手巻納豆

 さらに、原材料や製法にもこだわりを持って、作っています。国産大豆を100%使い、それをひきわり納豆にして、フリーズドライにしています。ネギやもち米も国産ですし、有明産の海苔は手で巻いています。製法はヒミツですが(笑)。

 最初はサクサクしているんですけど、納豆のねっとり感が後から来ます。カラシやネギの風味もちゃんと感じられる、他になかなか見ない商品なんです。

 おやつやお茶うけ、お酒のおつまみに食べるという方が多いですが、以前、ご飯と一緒に食べるという方もいらっしゃいましたね。

ビールのおつまみにも

ビールのおつまみにも

 成城石井の社員が、取引先企業へのちょっとした手土産にすると、話が盛り上がるようです。また、雑誌やテレビの撮影現場の控室に置かれているというお話を伺ったこともあります。いまのようにSNSがない時代から、徐々に口コミで人気が広がっていった商品ですね。

 ―――味はずっと変わっていないんですか? これから違う味を出す予定は?

 基本的には変えていません。季節によって召し上がりやすいように配合を少し変更することはあります。

 味は一番人気のプレーンのほかに、梅味、チーズ味もあり、固定ファンが多いです。期間限定でキムチや桜えびといった変わり種を出したこともありますよ。

 ―――手巻納豆、を超えるような商品は出てきますか?

 それは! なかなか難しいかもしれません!(笑) もう30年、ずっと売れ続けている商品ですから。でもバイヤーとしてはいつもその先を目指しています。

―――成城石井さんといえば、輸入食品が揃うおしゃれなスーパーというイメージでしたが、和の食材を使った商品も多いのですね。

 はい。もちろんワインやオリーブオイルといった、海外から自社輸入したこだわりの商品には自信を持っていますが、お菓子で言えば手巻納豆もそうですし、「特選味付 うずらのたまご」など、和の食材を使った商品もたくさん取り扱っています。おいしくてこだわりのある商品を、できるだけお客様にお求めやすい価格でご提供するために、バイヤーは世界中、日本中を探し回っています。

 お菓子は言ってしまえば「なくても生きていける」、お米や野菜とは違うもの。でも、店頭でワクワクしながら選んでいただき、おいしく食べてもらうことで、暮らしがちょっと楽しいものになったらいいなと思っています。

――――こだわりと思いがギッシリ詰まった商品だったのですね。今日はありがとうございました! 

 私は、この原稿を書きながら、味見と称して手巻納豆をつまんでいましたが、気付くとデスクの上には、手巻納豆の空き袋がどんどん積み重なっていました……。

 個人的にはチーズ味が好きです。マイルドなチーズと納豆のコラボ、そこにコショウがピリッと主張してきて、なぜか手が止まらない! 今すぐビールをください(仕事中ですが)。それに納豆なので、普通のポテトやお米系スナックと違って罪悪感ゼロ。むしろ身体にいいことしてる、と思えるところもいいですよね。

 気になった方は、店頭、オンラインショップでチェックしてみてくださいね。



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