ほっぺがとろける……クリームパンであま~いモーニング

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2019/08/03 08:00

朝の甘いものは、1日をがんばる心のエネルギーになります。夏の朝、早起きしたら……。とびっきりおいしいクリームパンを求めて、ぜひ神楽坂まで!

1日600個売れる、昔ながらのクリームパン

 神楽坂の裏通りに突然現れる、レトロな緑色が可愛らしい外観のパン屋さん。朝8時に開店すると、甘くて香ばしい香りにつられるように、ひっきりなしにお客さんが入っていきます。

 みんなのお目当ては、クリームパン!

 存在感ばっちりの大きさで目を引くこちらのクリームパン、なんと多い日は1日に600個も売れる人気商品です。中には、トングで持ち上げられないほどたっぷりのカスタードクリームが入っています。

 亀井堂が神楽坂にやって来たのは、今から24~25年前のこと。今でこそスタイリッシュなお店が立ち並び、若い世代の人も訪れるようになっていますが、みなさんご存じの通り、神楽坂には花街としての歴史があります。

 さぞ華やかで賑わっていたのだろうと想像されますが、実は、きらびやかな街からひとつ通りをまたぐと、住民向けのスーパーしかないくらい簡素な下町だったのだそう。

 そんな所で亀井堂は、下町らしい「ザ昔ながらのニッポンのパン」を作り続け、ご近所さんの口コミで広がっていったんですね。

「また同じ味を食べていただけるように……」

 亀井堂のクリームパンの魅力は、なんといってもカスタードクリームの質と量にあります。パンよりも先に洋菓子を作っていたことから、カスタードクリームには自信があるようで。

 クリームパン用にアレンジしたカスタードクリームは、ぷるぷるとした軽い口当たり。あふれるほど入っているのに、ペロッと食べられるから不思議です。

 「次、何年後かにお客さんが来てくれた時、同じ味を食べていただけるように。昔ながらのものを変わらず作り続けたい」と話す社長の倉木さんの言葉通り、初めて食べたのに不思議と懐かしさを覚えるような味わいが印象的です。

 ちなみに、クリームパン以外にも隠れた名品があるんですよ。その名も、栗あんパン。

 栗饅頭を模して作られており、中には和栗のあんとモンブラン用のマロンペースト、栗の甘露煮が入っています。まさに栗づくし! 特におばあちゃんたちに人気なんだそうです。

 そして編集部のイチオシは、亀の焼き印が入った食パン。練乳が練りこまれているという亀井堂の食パンは、トーストすると、甘い香りが漂います。シンプルなバタートーストで、最高においしい食パンです。

 そのほかにも、お惣菜パンやジャムパンなど、懐かしいニッポンのパンが並んでいます。

いちごやブルーベリーなど色んな種類のジャムパンも。
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きんぴらや野沢菜のおやきまであります!
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レトロなトレーも可愛い!
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