「ミニマリスト=とにかくモノを捨てる」と思われがちですが、モノを捨ててからの生活こそが毎日の暮らしであり、ミニマリストの生き方でもあります。持たない生活を選ぶ理由は人それぞれ。やまぐちせいこさんが少ないモノで暮らす理由とは? 今回は片付けの先の考え方のお話です。

持たない理由ってなんだろう?

「やまぐちさん。ミニマリストは捨てるだけ捨てさせて、その後のことは何もフォローしない。捨てる幻想だけ植えつけて、それに対する尻拭いだってやらなきゃダメですよ」

 今年の初夏に片付け関係の方から言われた一言でした。

 なんとも厳しいお言葉でした。

 要は「片付けはモノを捨てて終わりではないですよ。その後の方が大切ですよ」というご指摘です。

 なかなか考えさせられる一言でした。

 「持たない暮らし」が取り上げられ、ブームになり、今もその流れは多少続いているようです。

 「持たないからどうなの?」「どうしたいの?」は個々人で意見は分かれるのだと思います。

 暮らしが違うように、持たない理由はたくさんあっていいように感じます。

私と家族とモノの関係を良くしたい

 私個人でお話しすると、私は「モノが好きなミニマリスト」です。

 モノが好きだからこそ、大切に使いたいですし、モノには活躍してほしい。

 モノと人にとって一番良い関係はモノを使うことで、人の暮らしが良くなる → 長く使えるように大切にケアをする! ではないかと思います。

 家族持ちのミニマリストですので、もちろん「家族が使う・使いやすい」というところまで考えます。

 モノの位置などを考え、行動に移した結果、家族が「使いやすい!」「便利!」と喜んでくれる様子を見ると、「よしっ!」と、小さくガッツポーズをしてしまいます(笑)

なくして気づく大切さ

 よく使うモノが壊れたときは、どれだけその道具が我が家を支えてくれているかをとても実感します。

 たとえば、洗濯機一つでも壊れると本当に大変です。

 7、8年前に洗濯機が壊れたことがありました。新しい洗濯機が来るまで、毎日家族4人分の洗濯物を抱えてコインランドリーへ毎日通う生活。

 期間としては2週間ほどでも、大変でした。

 自宅とコインランドリーの往復と洗濯が終わるまで待つ時間。

 洗濯機1台でもどれだけ我が家にとって大切な存在か、骨身に沁みる出来事でした。

 ミニマリストの方には「洗濯かごは持たず、洗濯機が洗濯かご」という方もいらっしゃいますが、私は洗濯機には長く活躍してほしいので洗濯かごは持つべき道具として持ちます。

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