最近眠れてますか?寝苦しい夜に嬉しい快眠ごはん

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2019/08/13 08:00

寝苦しい日が多い真夏の時期は、睡眠不足になりがち。部屋の温度は適切なはずなのに、なぜかよく眠れない、暑くて目が覚めてしまう……といったお悩みはありませんか? そんな時は、身体の中から整えてみましょう!

最近よく夢を見る……なんてお悩みありませんか?

 こんにちは。料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

 先月は、夏バテの仕組みと対策レシピをご紹介しましたが、いかがでしたか?

 ボウル一つで簡単にできますので、まだの方はぜひ作ってみてくださいね。

 さて、連載2回目のテーマは「快眠ごはん」。

 実は、夏は1年の中で最も不眠症状の起きやすい季節。ここ1~2か月で夢をよく見るようになった方も多いのではないでしょうか。

 「不眠」と一言にいっても様々なタイプがあります。寝つきが悪い、夜中に何度も起きる、明け方早くに目が覚めるなどなど。

 季節の変化に沿った自然な変化ではあるのですが、元気な毎日のためにも睡眠はなるべくしっかりとりたいですよね。

 そこで今日は、このようなコラムとレシピをお送りします。

★薬膳でみる不眠の仕組み、快眠のコツ
★1分煮るだけ!イワシのレモンクリームカレー

夜は、身体も心もクールダウンさせましょう

 どんな人でも、身体は季節の影響を受けています。

 夏場は、気温の上昇とともに身体の中に熱がこもりやすく、発汗によって体内が乾き始める時期です。

 人は、起きているときと寝ているときで、ONとOFFのスイッチが切り替わっているようなもの。気持ちよくOFFのスイッチ(睡眠)に切り替えるには、身体の中を落ち着けることが大切です。

 体内にこもった「熱」は、とても活動的なエネルギーの象徴。マグマや沸騰した鍋のように、ぼこぼこと熱は動きます。

 つまり、体内に熱がこもるということは、身体の中で熱がぼこぼこと動いているということ。だから夏は眠りが浅くなりやすいのです。

 夏も良質な睡眠をとるには、次のポイントが大切です。

・身体の潤いを保つこと
・余分な熱を冷ますこと
・心(しん)をケアすること

 身体が血や体液で潤うことによって、過剰な熱の働きが落ち着きます。火が水で鎮火されるのと同じです。

 実は、加齢とともに早起きになるのも、身体の中の乾燥が原因なんです。

 また、心(しん)には血流を作るポンプの役割があります。熱が過剰だと血流も早まり、ポンプも過剰に働き、頭にも血が回ります。

 なので、心が忙しく働いていると思考も活動的になり、頭がうまく休まらないのです。

 頭を休めるために、生活の中でできるのは、「睡眠直前に激しい運動をしたり、熱々のお風呂に入ることは避ける」「読書やスマホ、過剰な照明を避ける」こと。

 これらはすべて、熱を発生させ身体をONのモードにします。

意外かもしれませんが、寝る前の読書はあまりおススメできません。
意外かもしれませんが、寝る前の読書はあまりおススメできません。

 反対に、身体をオフモードにするには、次のような習慣を取り入れるといいですよ。

・ぬるめのお湯にゆっくり浸かる
・寝る前にストレッチや深呼吸をしてリラックスする
・照明は少し暗めにする
・ハーブティーを飲む

 ハーブティーは、ラベンダーやジャスミンなどがおススメ。安神作用という効果があり、夏の過剰な心(しん)の働きを落ち着かせてくれます。

 身体のほてりを感じる方は、お水にレモンを一搾りして飲むのもおススメですよ。

 寝る前は徐々に身体を落ち着かせ、リラックスすることをぜひ心がけてみてくださいね。

 さて、今日は寝苦しい夏におススメの食材を使ったレモンクリームカレーのレシピをご紹介します。

 生クリームは不使用。煮込み時間はなんと1分! 平日の夜でも即完成しちゃう楽チン薬膳メニューです。

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