懐かしい!昭和の「たまご料理」に注目!

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2019/09/20 16:00

Instagramで「昭和弁当」を投稿し、たくさんの人気を集めているbento_shimadayaさんによる連載6回目。今回は、「たまご料理」のお話です。オムライス、たまご焼き、サンドイッチ、そしてお隣のK子ちゃんちで飼った「ひよこ」にまつわるほろ苦い思い出とは。

みんな大好き! たまご料理

 老いも若きもみんな大好きなたまご!

 たまごは家庭の冷蔵庫に常備される食材としても筆頭、何はなくともたまごさえあればなんとかご飯ができる、っていう優れものですよね。

 今どき人気のたまご料理といえば、バリエーション豊かなオムライス。

 チキンライスの上に半熟のふわとろたまごをのっけたやつ!←これ、技術要らずで簡単(笑)

 同じく、チキンライスにプレーンオムレツをのっけて、それをナイフでパカっと切り開くと……とろっとろたまごがチキンライスを覆い尽くす「タンポポオムライス」!(伊丹十三監督による映画『タンポポ』は1985年、昭和終わり近い頃の作品ですが、ここから人気に火がついたタンポポオムライスは今でもオムライス界の1ジャンルを確立しています)

 これは、中トロトロのプレーンオムレツが難しい。

 それから最近ではドレープたっぷりの布をまとったような「ドレス ド オムライス」なんてのも流行りましたね。

 平成年間のオムライスはどれもたまごを何個もたっぷり使ったものですが、昭和の頃の(家庭でつくる)オムライスは、たまご1個で作ったぺらっぺらの薄焼きたまごで包んだやつでした。

 昭和弁で作ってみましたよ。

 たまごは物価の優等生なんて言われて、ずっと価格が安定しているものの代表だけれど、それでも昭和25年には現在の貨幣価値に換算して1パック2500円近く、昭和34年でもまだ1000円程だったとのこと。

 わたしの母の年代の人たちには、まだ高級品だった感覚が残っていて、ふんだんにたまごを使うことに躊躇があったのかもね。

 こちらはデパートの最上階の食堂で出てきたオムライス風です。少し気取った洋食を意識してみました。銀色の楕円の皿にのったオムライス。横に添えてあるのは紙ナプキンで巻かれたスプーン。子どもの頃おしゃれしてお出かけして食べたのを思い出す……。

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