思わず目を奪われる美しすぎる卵焼きの秘密とは
教えてくれた人 kiyoshunさん(Instagramアカウント @kiyoshun18)

卵焼き作りのコツその1

卵をボウルに割り入れ、調味料を入れたら、箸で切るように混ぜます。泡立たせないように注意しましょう。
卵焼き作りのコツその2

黄身と白身がきれいにまざったら、面倒でも一度こしましょう(100円ショップで売っている粉ふるいなどでOK)。そうすることでカラザ(白身に混じっている白いひも状のもの)が取り除け、黄色い卵焼きが焼けます。
卵焼き作りのコツその3

焼くときは、まず多めの油を卵焼きフライパンに入れてならしてから、油をあけて、もう一度薄く油を塗ります。
卵焼き作りのコツその4

卵を流したら、卵に完全に火が通らないうちに巻いていきましょう。火が通ってしまってから巻くと隙間だらけの卵焼きになります。
卵焼き作りのコツその5

小さめのお玉を使って、毎回同じ量の卵を流していくときれいに仕上がります。

特製だし巻き卵&卵焼きレシピはこちら!
だし巻き

材料
・卵 3個
・だし 75cc ※天然だしなら 1Lの水に鰹節20g、10cm角の昆布を入れて弱火で煮出す。煮立ってきたらこして粗熱が取れてから使う。顆粒だしなら75ccの水に顆粒だしを大さじ1/4加える。
・塩 3つまみ
作り方
1. ボウルに卵を割り入れ、調味料を入れたら、箸で切るように混ぜます。泡立たせないように注意してください。
2. 黄身と白身がきれいにまざったら、一度こします。そうすることでカラザ(白身に混じっている白いひも状のもの)が取り除けるので黄色い卵焼きが焼けます。
3. 卵焼きフライパンに、多めの油を入れてならしてから、油をあけて、もう一度薄く油を塗ります。火加減は中火です。
4. 卵を流したら、卵に完全に火が通らないうちに巻いていきます(火が通ってしまってから巻くと隙間だらけの卵焼きになります)。
巻ききったら再度油を塗ってから、卵を流して巻いていきます。このとき、巻いた卵を少し箸で持ち上げ、下にも卵液が行きわたるようにします。卵3個なら5回程度に分けて、卵を流していきます。小さめのお玉を使って毎回同じ量の卵を流していくときれいに仕上がります。
5. 焼けたら、軽く巻き簾を使って形を整えます。
卵焼き

材料
・卵 3個
・砂糖 大さじ1と1/2
・塩 3つまみ
作り方
※だし巻き卵と同じです。

料理大好きサラリーマンkiyoshunさんってどんな人!?
―――ご家族構成を教えてください。
私と妻、長女、長男の4人家族です。

―――こうした卵焼きをつくるようになったきっかけを教えてください。
お弁当にはほとんどと言っていいほど、卵焼きを入れているのですが、毎日作っているといろんな発見があり、試行錯誤をするうちに今の形になりました。
お弁当に入れるのは甘い卵焼きで、子どもたちも甘い卵焼きが大好きです。卵焼き、ウインナー、海苔巻きおにぎりの組み合わせは休みの日の朝ごはんとしてよく作ります。
自分自身は、小さい頃は甘い卵焼きが苦手で塩味で作ってもらっていました。大人になるにつれてだんだん甘い卵焼きが好きになりました。
―――卵焼き作りに欠かせない調味料や道具がありましたら教えてください。
卵焼きはきれいな黄色に仕上げたいので上白糖を使います。塩はゲランドの塩を使っています。
焼くときには、フッ素加工の卵焼き器と銅の卵焼き器を使い分けています。お弁当に入れるときは見た目がきれいなほうがいいのでフッ素加工のほうを使うことが多いです。少し焦げ目をつけたいときは銅の卵焼き器を使います。
また、100円ショップにあるような粉ふるいを使って、卵と調味料を入れて混ぜた後に、一度こしています。

―――失敗することなんてあるんですか?
朝ごはんのためにだし巻きを焼くことが増えたのですが、うまく巻けずスクランブルエッグになったり、朝でぼんやりしていて味付けせずに焼いて、お昼に食べてから気づくこともありました。
―――味付けなしのだし巻き卵!(笑)。そんな失敗もおありになるなんて意外でした。今後、チャレンジしたいと思っていることはありますか?
今はだし巻き卵の出汁の量を増やして巻けるように特訓中です。もっとぷるんぷるんのだし巻き卵を焼けるようになりたいです。

―――こんなにおいしそうな卵焼きであれば、食卓の主役にもなれるんですね! 改めて、卵焼き、だし巻き卵作りに挑戦してみたいと思いました。どうもありがとうございました。