YouTubeでチャンネルを持ち、YouTuberとして動画制作を楽しんでいらっしゃる、森嶋マリさんによる連載第5回目。今回は、動画を制作するようになって起きた生活の変化についてです。何が変わったのでしょうか?

 こんにちは! YouTubeチャンネル〈Marin’s Single Kitchen〉のMariこと森嶋マリです。

 白状します。私、ものを捨てるのがかなり苦手です。

 「もしかしたらまた着るかも」と考えて、何年もたんすの中に眠っている服が何着もあります……。

 おっと、おまちがいなく、これは動画コラムです。なのに、なぜ「ものが捨てられない」という話をはじめたかというと、今回のテーマは「動画を撮るようになって、ものに対する考え方がどんなふうに変わったか」だからです。

 前回の動画コラム第4話までで動画制作の基本をひと通りお伝えしました。

 というわけで、この第 5話では、料理動画を撮ることで生活に起きた変化のひとつ、「もの」選びの基準がはっきりしたというお話をしたいと思います。

「バエル」かどうかは動画でも重要なのです

 YouTubeに動画を投稿したことはなくても、ほかのSNSで写真を公開されている方はけっこういらっしゃいますよね。

 となれば、写真を撮るときには、“バエル”かどうかを意識されているのでは? そう、バエルとは「インスタ映え」の映え。写真映えがするかどうかです。

 カラフルな料理にせよ、シンプルな家具にせよ、私も写真映えするものに目がありません。

 動画を撮るようになってから、映えそうなものがますます好きになってます。

 でも、写真映え以上に、動画映えはハードルがぐんと上がります。

 写真撮影ならば、たとえばテーブルの上だけを写して、その外側はものであふれて、雑然としている――そんな状況もなきにしもあらず。カメラのフレーム内だけを美しく整えておけば、とりあえずなんとかなっちゃいます。それに、いまはスマホやパソコンの写真編集アプリで簡単に修正もできますしね。

 ところが、動画はそうはいきません。人の動きを追ったり、カメラを動かしたりしながら撮影するので、映りこんでほしくないものが、うっかり入ってしまうことがしょっちゅうあります。修正も、明るさ調節ぐらいならできるけれど、映りこんでしまった余計なものを消すには、かなり高度な技術が必要です。

 写真に比べて、動画はごまかしがきかないんです。

 そんなことから、動画を撮るようになって、部屋がきれいになりました。常日頃から余計なものは極力置かない、不必要なものはできるだけ処分する――ものを捨てられない私ですが、そういったことが少しずつ習慣化しつつあります。

 といっても、もともとの捨てられない性格はそう簡単には治らないんですけどね。

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