フランス人が知っている「音楽」の本当のチカラ

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2019/10/10 08:00

フランス人の旦那様と5歳の息子さんと、パリで暮らすマダム愛さん。音楽があふれる街で遭遇する出来事とは。

本物の音楽であふれる街・パリ

 パリに来て驚いたことにひとつに、街中に音楽があふれている、ということがあります。

 週末は大道芸人が道で音楽を奏で、夏はセーヌ河沿いで陽気な音楽とともにダンスパーティー。カフェテラスの前にアコーディオン奏者が立ち、テラスにいるお客に向けて音楽を奏で……etc.etc。スピーカーから流れる音ではなく、本物の音楽が流れているのです。

(イメージ)
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電車内で生演奏!?

 そんなパリの街にあふれる音楽の中でいちばん驚いたのが、電車での演奏です。

 パリの鉄道や地下鉄の車内で、突然バイオリンやアコーディオンの音楽が鳴り出したりするのです。

 初めてそんな音楽に遭遇したときは、え!?なになに?と、かなりびっくりしたのですが、彼らは大道芸人の一種で、車内で音楽を奏でては、乗客からお金をもらっているのですね。

 バイオリンなんて高尚な楽器を、こんなに気軽に弾けちゃうなんて!と、なんとなくクラシック音楽は敷居が高いものと思っていた私は、その様子を見たときに本当に驚きました。

 でも、この国は音楽の国。オーケストラはもちろん、オペラやバレエのための楽団があり、街中にある劇場で毎日のようにどこかでコンサートが行われています。

音楽を学ぶ学生が集まる

 パリの街には有名な音楽学校がたくさんありまして、未来の演奏家を夢見て、世界中から演奏家の卵たちが集まっています。

 そして、ありがたいことに、そのような音楽に才能がある学生さんたちや、まだ食べていけるほどではない演奏家さんたちなどが、非常にお安い値段でピアノやバイオリンの先生となり、レッスンをしてくれたりするので、パリの親にとって、音楽は子どもの気軽な習い事のひとつとなっているのです。

 実際に我が家の息子も2歳の時から、パリに音楽留学している日本人留学生にピアノを教えてもらっております。

 こういった理由もあり、フランスは子どもの頃から音楽が非常に身近で、当たり前のように一緒に生きていく存在になっている気がします。

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