ホール、カット、ピューレ。トマト加工品はこう使い分ける!

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2019/10/23 10:00

栄養たっぷり、うまみもたっぷりのトマト。トマトの加工品もさまざまな種類がありますが、ホールトマトとカットトマト缶に違いがあるってご存じでしたか? さらには、トマトソース、トマトピューレ、トマトペーストの違いとは? 20年間のイタリア生活経験がある曽布川さんが教えてくれました。

目次

 1. 世界でいちばん生産されている野菜・トマト!
 2. トマト加工品、料理によって使い分けよう(ホール、カット)
 3. トマトピューレ、トマトペーストの違いは?
 4. トマトジュース、ケチャップ、トマトソース、ドライトマトとは?
 5. 【レシピ】ホールトマトで簡単・本格的なお味の「スパゲッティ・ポモドーロ」

世界でいちばん生産されている野菜・トマト!

 世界で一番多く生産されている野菜は、なんだと思いますか。

 実は「トマト」なんです。

 日本では主にサラダなど生で食べることが多いですがイタリアをはじめ、ヨーロッパなどの海外では生で食べるほか、調味料として使われることも多いです。加熱すると味が濃くなり、甘みとうまみも増してきます。

トマトには栄養たっぷり!

 トマトにはうまみ成分であるグルタミン酸がたっぷりあり、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。

 特に注目したいのが、トマトの赤い色素「リコピン」です。リコピンには、がんや動脈硬化などの生活習慣病の原因の一つといわれている活性酸素を取り除く効果もあるといわれているそうです。

 このリコピンはオイルに溶けやすく、加熱しても壊れにくいのが特徴で、オリーブオイルなどで調理すると、生で食べるよりも量も多く、効率よく吸収することができます。

 ところで、トマトはなぜ「トマト」と呼ばれるようになったかというと、その語源はトマトの故郷といわれている南米ペルーのアンデス高地の言葉で「膨らむ果実」という意味の「トマトゥル(tomatl)」からきているといわれています。

 イタリアでは「トマト」は「ポモドーロ(pomodoro)」といいます。これは「黄金のリンゴ」という意味です。

 ヨーロッパのことわざに「一日1個のリンゴは医者を遠ざける」というのがありますが、イタリアではリンゴをトマトに変えて「一日1個のトマトは医者を遠ざける」と言われています。

 さて、健康にもよい、おいしいトマト、今回はそんなトマトを使った加工品をご紹介していきたいと思います。

 トマトの加工品といっても種類はさまざまです。

 まずは、トマトだけなのか、香辛料などは入っているのかなどの違いを知り、料理によって使い分けていくことが大切です。

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