過度なダイエットはNG?冬を元気に乗り切る秘訣

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2019/11/09 08:00

冬の朝、布団からなかなか出られないのにも理由があった?! 齋藤菜々子さんが、中国の伝統医学の考えに沿って、元気に春を迎えるために大切なポイントを教えてくれました。

冬は蓄えの時期

 こんにちは。料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

 立冬を迎え、徐々に季節も本格的な冬へと向かっています。

 今日は、寒いを元気に乗り切るコツと、体の芯から温まる「具だくさんのスンドゥブチゲ」のレシピをご紹介します。

 さて、「冬」とは立冬から立春までの3か月のことを指します。今年は、11月8日に冬の始まりを迎えました。

 そんな冬に、すべての生き物に共通しているのが「貯蔵する」という特徴です。

 活動が落ち着いて、栄養を蓄え始める――冬はみんなにとって「蓄えの時期」なのです。

冷えで巡りが悪くならないように

 寒さは様々なモノの動きを鈍らせます。

 寒いときには海や川が凍るように、人の体も寒いとぎゅっと縮こまり、普段スムーズに絶えず流れている気(エネルギー)や血も巡りが悪くなります。

 冬のスポーツで、ケガが増えるのもそんな理由。

 中医学では、寒さは体の「首」のつく場所から入ると言われています。首、手首、足首など、首のつくところをマフラーや手袋、厚手の靴下などでしっかりと保護しましょう。

過度な食事制限はNG

 日々の生活の中で、私たちが唯一体に取り込む栄養が「食べ物」です。

 血液、細胞、エネルギー、そしてどれだけ寒くても当たり前に持っている「体温」も日々の食事で保たれています。

 過度な食事制限は冷えのもととなり、腰痛や関節の痛み、むくみ、女性なら生理が止まってしまったり、不妊症の原因になることも。

 また、冬に栄養を蓄えておくことは、元気に春を迎える準備でもあります。

 なので、冬の過度なダイエットには要注意。芽吹きの春には、人の体も伸び伸びと活動的になるので、栄養分が必要です。

 元気に春を過ごすためにも、冬の蓄えが大切なんです。

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