手帳大賞「思わず手帳にメモしたくなる名言」発表

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2019/11/07 06:00

「コトバとアイデア」のコンテスト「第23回手帳大賞」。今年は約2万5000通の応募の中から、計6作品が受賞作品として選ばれました。

 手帳や生活実用書、児童書など手がける「高橋書店」が毎年発表している「手帳大賞」。第23回目となる今回は、24,633通の応募の中から、「大賞」「恋愛部門賞」「仕事部門賞」「家庭部門賞」「優秀賞」2作品の計6作品が選出されています。

 審査員は、エッセイストの松浦弥太郎さん、歌人・作家の東直子さん、作家の金原ひとみさんの3名。

大賞

「優しさって、体力だよな。」(発言者:旦那、応募者:20代女性)

 審査員をうならせる数々の応募作品の中で、大賞には「優しさって、体力だよな。」という言葉が選出されました。この言葉は、受賞者が年始に夕食を一緒に食べていた際にご主人が言った一言です。受賞者は応募に際して「師走はお互い忙しくピリピリしていたが、年末年始の休暇でのんびりできたおかげで心身ともに回復でき、年始はお互い優しさを持って接することができるようになったことから。人に優しくするためには、まず自分が健康で元気でいることが一番大事だと考えさせられた」とコメントを寄せています。なかなか人に優しくできていないと心当たりのある方は、是非手帳にこの言葉を書き留めてみてはいかがでしょうか?

 また審査員はこの大賞作品を「人に優しくしたくても、元気がないとなかなか優しくできないこともある。優しさだけでなく、いろいろな「大切なこと」にとって、体力や元気、健康が必要だと気づかされる言葉でした。シンプルでキャッチー。すんなりと自分の中に入ってくる一言です」と称賛しました。

恋愛部門賞

「友達以上唐揚げ未満」(発言者:小学生時代の同級生、応募者:30代男性)

応募者コメント:小学生の時、キャンプに行くバスの中で当時想いを寄せていた女の子に「○○ちゃん、俺のことどう思う?」と聞くと、彼女の口からこの言葉が出てきました。小学生ながら恋人を唐揚げに置き換えていた彼女のことが今でも忘れられません。やはり唐揚げには勝てないと我ながら納得した初めての失恋でした。

審査員コメント:好きな人を言い表わす言葉として、とても人間らしく、かわいらしい表現です。花より団子、という言葉もありますが、この言葉は分かりやすい中にジワジワ来るものがありました。「友達以上」というところが絶妙です。

家庭部門

「おばあちゃんにはおばあちゃんの地球が回ってるんやで」(発言者:娘、応募者:60代男性)

応募者コメント:年老いた母がわがままを言うので「おばあちゃんのために地球は回ってないんやで」と言うと、隣で娘が言いました。

審査員コメント:世間や他人がどう思うかではなく、主体性を感じさせる強さが魅力的。おばあちゃんに限らず、それぞれ人の「地球の回り方」があると思える前向きな言葉だと感じました。

仕事部門

「季節が変わる瞬間が誰よりも 早く気づけるから、幸せやで」(発言者:新聞配達をしている友人、応募者:40代女性)

応募者コメント:寒い日の新聞配達が大変だと、ねぎらいの言葉をかけた時に返ってきた言葉。

審査員コメント:たとえば降り積もったばかりの雪に足跡をつけたり、まるで小説のように言葉の背景や情感が見えてくる一言。人から見るととても大変な仕事でも、本人がその中に幸せを見出している。そんな素敵なシーンが想像できました。

優秀賞

「大丈夫、ぼくが覚えてるから。」(発言者:息子、応募者:40代女性)

応募者コメント:元気な曾祖母は92歳。とはいえ、時に孫とひ孫がごちゃ混ぜになり、なかなか名前が出ないことも。「楽しかったことも忘れちゃうのかねえ」と記憶の衰えを嘆く大ばあちゃんに、息子が言った一言でした。

「たいようは、わたしがすきみたい。」(発言者:娘、応募者:30代男性)

応募者コメント:4歳の娘、日々いろいろ感じ考えて話してくれます。その日も朝から照りつける太陽を見て、こう言いました。「たいようは、わたしがすきみたい。だって、いっつもわたしがいる時、お空にいるもん」と。 好きだからいつも見てくれているとのことでした。なんだか笑顔になった一言でした。

 第24回手帳大賞は、現在応募受付中。応募締め切りは2020年3月31日までとなっています。

手帳大賞とは

手帳大賞は、「コトバとアイデア」のコンテストで、名言大賞と商品企画大賞の2つの部門で作品を募集し、優秀作品を選出します。手帳をもっと身近に感じてほしい。手帳は毎日の暮らしに役立つ存在でありたい。そんな想いから生まれ、今年で23回目を迎える。毎年、思わず手帳にメモしたくなる名言や、あったらいいなと思う商品企画の数多くの応募があり、手帳の新しい未来をつくる賞として進化を続けている。名言大賞は昨年より、恋愛部門、仕事部門、家庭部門を設け受賞作品を選出。その中から最も優秀な大賞作品を選び、受賞者には賞金100万円が贈られるとともに、作品が映像化される。商品企画大賞は、手帳、日記、家計簿の斬新なアイデアとその企画意図を募集し、最優秀企画賞には賞金50万円と副賞の他、商品化も検討される。

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