不要なモノを捨てたり、収納を工夫したり……でもなんだかすっきり片付いて見えない! それは「整頓」ができていないからかもしれません。元々家事が苦手だからこそ、できない人の気持ちがわかるというライフオーガナイザー®のAngie さんによる連載です。

整頓と整理は違う!

 これまで私の連載(「憧れの暮らしすごろく」)を読んでくださっているみなさんなら、お宅も片付いてきたころでしょうか。

 今回は「整頓」の話をしますね。整頓を国語の辞書で調べると「きちんと片付けること」と出てきます。

 一方、「整理」は「乱れた状態にあるものをととのえ、秩序を正しくすること(広辞苑)」ですから、整理と整頓の違いがよくわかりませんね。

 手短かに説明するなら、整頓とは「見た目を整えること」です。

 例えば、次の写真をご覧ください。娘の本棚です。

「整理した状態」。要るモノと要らないモノを整理した娘の本棚
「整理した状態」。要るモノと要らないモノを分けました
「整頓した状態」。本の背の高さ順に、見た目で整頓した娘の本棚
「整頓した状態」。本の背の高さ順に、見た目で並べました

 同じものが収納されていますが、見た目が違えば印象が異なりますね。

 整頓して見た目だけを良くしても、使い勝手が良くないと、「元に戻す」という動作が行われなくなってしまうので、私は整頓を重要視していませんでした。

整頓されていないと、きれいではない印象になる

 しかし、人の脳にとっては、「見た目」は情報の一つです。

 よって、整頓されていないと「落ち着かない」「きれいではない」という印象を与えてしまいます。

 ここまでの連載で「憧れの暮らしへのすごろく(こちら)」を進め、「不要なモノはないし、使いやすい場所にモノを収納したはずなのに、どうも片付いた気がしない」という方は、「整頓」をすればゴールできるかもしれません。

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