生活者が選ぶ「2020年 ヒット予想」発表

印刷用を表示
2019/11/13 06:00

2019年も残りわずか。来年はどんな年になるのでしょうか。博報堂生活総合研究所が発表した「2020年ヒット予想」を見てみましょう。

 今回、博報堂生活総合研究所が行った「2020年 ヒット予想」は、15~69歳の男女1,008人を対象に行われたもの。今年、世の中で注目されたと思われる商品やサービス、コンテンツなどを生活者に提示し、「2020年以降、話題になりそう/人々の生活に普及・浸透していそう」と思うかを調査、「そう思う」「ややそう思う」という予想の強弱を反映するよう結果をポイント化したランキングとヒット予想の理由を分析しまとめたものです。

 それでは早速、結果を見てみましょう。

「2020年 ヒット予想」(全体)

博報堂生活総合研究所による分析

 「2020年 ヒット予想」 のキーワードは「変化本番」。2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催や、消費増税に伴うキャッシュレス化の推進、5G・IoT(Internet of Things)・AI(人工知能)の実用化など、社会全体に大きな変化をもたらす事象や最新技術の実装が本番を迎える年です。生活者の注目は、いよいよ現実のものとなり始めた変化に向き合う商品・サービスに集まっています。期待と不安の両方が高まるなか、「まずは飛び込んでみよう」「まずは試してみよう」という気運が広がっていると思われます。

グローバルイベントによる「変化本番」

 56年ぶりの開催となる「東京2020オリンピック・パラリンピック」(1位)と、それに伴って増加が予想される観光客向けの「外国人向けサービス」(14位)に注目が集まりました。

次世代通信による「変化本番」

 来年の実装が予定されている次世代通信「5G(ファイブ・ジー)」(7位)と、それによる「IoT(Internet of Things)」(23位)、「eスポーツ」(19位)の進化に期待が集まっています。

キャッシュレス化による「変化本番」

 「消費増税」(10位)に伴いポイント還元が実施される「キャッシュレス決済」(3位)、「QRコード決済」(5位)が上位となりました。

働き方改革による「変化本番」

 「働き方改革」(23位)を受けて「副業」(19位)がランクインしたほか、空いた時間を活用できる「個人が配達するフードデリバリー」(26位) や「フリマアプリ」(17位)といった新しい働き方・稼ぎ方にも注目が集まっています。

超高齢化による「変化本番」

 「高齢ドライバーの事故防止策」(4位)、「自動運転システム搭載車」(8位)に注目する声が多く集まりました。また、「資産形成・資産運用」(26位)や「終活」(22位)など、長期化する人生に自ら対処しようとする動きも高まっています。

調査概要

新聞・雑誌・Webなどから、今年生活者が関心を示した、世の中で注目されたと思われる商品やサービス、コンテンツ、できごとなどを収集し、うち80項目について調査。

調査地域:首都圏、京阪神圏
調査手法:インターネット調査
調査対象:15~69歳の男女 1,008人(有効回収数)
調査時期:2019年9月27日~10月1日
企画分析:博報堂生活総合研究所
実査集計:株式会社 H.M.マーケティングリサーチ

関連リンク