ミニマリストのやまぐちせいこさんは物を減らすだけでなく、一度は取り入れた考え方や価値観も合わないものは捨ててきました。生活と気持ちをスッキリさせるために、子どもに優しく接するために勇気を出して捨てたもののお話です。

いつの間にか、無理をしていました

 ミニマリストというライフスタイルに至るまで、これまで色々な物事を減らしてきました。

 自分の身の丈に合わない考え方や価値観も、一度は取り入れて、捨てる! という作業をしてきました。

 そんな中で私が一度は取り入れて捨てた考えが「いい人、いいお母さん」になることでした。

 20代の頃の私の考え方は「嫌うなら、嫌えばいい。でも、好きな人は好きでいてくれるから、それでいい」でした。けれど、30代のある日気がつくと、周囲の目を気にして「嫌われたくない第一主義」へ考え方がシフトしていました(笑)

 どうしてそんな風に自分自身の考えが180度も変わってしまったんだろう? と考えた時に、子供を産んだことで「もっとちゃんとしたお母さんにならなきゃ!」と、自分で自分へプレッシャーをかけていることに思い至りました。

 独身時代は放歌的でした。

 「これやりたい!」と思えば路上ミュージシャンのようなことを仲間たちとやったり、好きな絵で食べていけないかと、西へ東へ飛び回ってみたり……。

 子供の心のまま大人になってしまったような、フワフワした感じの人生を過ごしていました。

 その反動で、子供を産んだからにはシッカリしなくちゃ! という想いが強くなりました。

 しかし、元々の自分とかけ離れたことは無理につながり。疲れてイライラしてしまう→子供にもイライラして感情的に。

 そんな状態でした。

 心のどこかでストレスを感じている自分に気がつきつつも(笑)一度染みついてしまった考えは急に変えることはできません。

 どうしても、周囲のお母さんたちの顔を見るとニコニコしたくなる。心の中で「めっちゃ、いい人って思われたい!」と、パブロフの犬のように条件反射してしまう。

思い切ってみた結果

 「このままではいけない!」と、嫌われる覚悟でPTAの退会をしてみることにしました。

 「嫌われちゃうかも」

 「変な人って思われるかも……」

 そんな不安も大きかったのですが、PTAを辞めたところで、周囲の反応は何も変わらず(笑)

 むしろ、「えー!PTAって辞められるんだ! どうやって辞めたらいいの?教えてー!」と、聞きに来る人も増え。

 何だか拍子抜けしたことを覚えています。

 自分が思う以上に、人は人のことを嫌いにならない。そして、他人はそこまで他人のことは気にしていないことが分かりました。

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