収納にも流行がある!
暮らし・フード系SNSの流行ウォッチ、連載4回目は収納について書きたいと思います。
今、Instagramなどでよく見かける、すっきりと片付いている部屋に暮らし、モノをきれいに収納している方って憧れてしまいますよね。
私もこれまで、収納をいろいろと改善してきました。
結婚して子どもが生まれ、成長するにしたがって、さまざまなモノが増えていきました。家を暮らしやすくするためには、収納をちゃんとしなくてはと思っていました。
当時、収納とは「家にあるもの全部をどうやってうまくスペースに収めるか」という意味だったように思います。
雑誌で組まれる特集といえば、「牛乳パックを使った収納」「つっぱり棒で小さなスペースにもモノを収納」といったものが多かったような気がします。
そして、クローゼットや押し入れ収納をちゃんとするためには、用途別やサイズごとに収納ケースにきちんとモノを収めなくてはと思い、必要になるたびにさまざまなタイプの収納ケースを追加していったのです。
「断捨離」ブームで「収納ブログ」が人気に
そんななか、画期的だったのが、2010年に流行語大賞の候補語に選ばれた「断捨離」という言葉。
たくさんもっているあらゆるモノを一生懸命収納するのではなく、まずは捨てることが大事だというメッセージに、共感が集まりましたよね。
2011年には近藤麻理恵さんによる、「ときめくモノ」だけ残しましょうという本、『人生がときめく 片づけの魔法』が出版され、「片付け」が大流行しました。
ブログでも「収納」をテーマにしたものが大人気になっていました。私も私もそのころ数年かけて収納の見直しをしたものです。
まず、押入れで使っていた収納ケースを、無印良品のものに揃えました。
それまで使っていた収納ケースは、同じものを買おうと思ってももう廃盤になっていたからです。
無印良品の収納用品は、シンプルで余計な飾りがなく使いやすいうえに、サイズの規格が揃っているので、転居したり生活スタイルが変わっても、買い足しなどの対応が可能なのがすごいところ。
収納カテゴリーで人気のブロガーさんたちはみんな、揃って無印良品の収納を使っていましたよね。