フランス女性は「マダム」と呼ばれたい

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更新日:2020/03/30 16:35

若く見られがちな20~30代日本人女性の多くは、パリで「マドモワゼル」と呼ばれると思います。でも、実は「マドモワゼル」には、こんな“嬉しくないニュアンス”も含まれているのだとか。パリ在住のマダム愛さんが教えてくれました。

▼目次

英語で独身女性の敬称はミス、既婚女性はミセス。ではフランス語では?

 学生時代に英語を習ったとき、敬称として、ミスター(Mr)は男性に、ミセス(Mrs)は既婚女性、ミス(Miss)が独身女性に使うと教わりましたよね。そして相手が既婚か未婚かわからない女性にはミズ(Ms)を使うと……。

 私はこの言葉を初めて習ったとき、この言葉が生まれた時代から、女性は既婚とか未婚とか、そんなのを意識しないといけなかったのね、複雑な女心は今も昔も変わらないのね。なんて、ちょっと不思議に、そしておもしろいなと思ったのを覚えております。

 さて、フランスでは、ムッシュ(Monsieur)、マダム(Madame)、マドモワゼル(Mademoiselle)という敬称を使います。ムッシュはミスター。あえて言うならマダムはミセス、そしてマドモワゼルがミスが近いと思われます。そしてフランス語では、“ミズ”に相応する言葉がありません。これは既婚か未婚かに重きを置かない、フランス人の女性に対する価値観の現れと言えるのではと思うのです。

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