答えは千差万別です

「楽しい!」と感じることは、とても私的な感情です。
「オシャレとは?」という問いに興味を持って、周囲の人々に質問して回ると、
「一度、キチンと整えた服の一部を崩す」
「身の丈に合った、サイズ感の服を着る」
「個性を消し、群衆に紛れるためのもの」
「有りか無しか?それがオシャレです」
「自分のこだわりを突き詰める」
「武装、勝負服。それがオシャレ」
「自分をブランディング(演出)する」
「洒落という語源そのもの。冗談や遊び心」
など、その人の人生観や社会との向き合い方が「あなたにとって、オシャレって何?」に反映されていました。とてもおもしろいです。
服が減ってからオシャレが楽しくなりました
ミニマリストと呼ばれる人たちの服の数は10〜20着と少ない方が多く。一人一人きっと「オシャレとは?」という答えはミニマリストでもバラバラでしょう。
どうも、服を着る。オシャレを楽しむという行為には「社会との向き合い方」と「その人らしさ」が入り混じるようです。
私自身、服を減らしてからのほうが「オシャレが楽しい!」と感じられるようになりました。私の中で「社会との向き合い方」に答えが1つ出たからこそでしょう。
お気に入りの服を制服のように着ても笑う人はいませんし、もし、笑う人がいてもその人の価値観。
人は人。自分は自分。
服選びとして、自分の価値観を信じられることが何よりの幸福に違いありません。
「何で?」が大切なのかもしれません
もしかするとクローゼットにパンパンに詰まった服は、服ではなく色々な価値観が詰まっていて、「どれを選んでいいのか分からない」という状態なのかもしれません。
少し自分軸で好き・ときめく・よく着る・着やすい……など服を一枚一枚手に取るときに「何で好き?」「何で着やすいって感じるの?」などの「何で?」の理由を考えてみると自分が見えてくるでしょう。
あなたにとっての「オシャレとは?」何ですか?
