【世界の喫茶文化】アイスティーはアメリカの味

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2020/01/29 09:00

アイスティーが生まれたのは、紅茶の本場、英国ではなく、アメリカなんだそうです。

アメリカで生まれたアイスティー

 アイスティー、つまり冷たくして飲む紅茶は、いつ頃から飲まれるようになったのでしょうか?

 意外なことに、アイスティーの始まりはアメリカ。1904年にセントルイスで開催された万国博覧会で、イギリスから来た紅茶商人が紅茶のプロモーションのために、試飲用の紅茶に氷を入れて提供したのが始まりという説が一般的です。

 ちなみに、レモンティーもアメリカを起源とする説があります。レモン農園の人が冷めた紅茶にレモンを入れて飲み、そのおいしさを発見したとか。

米南部で愛されるスウィートティー

 今でもアイスティーが一番飲まれているのはアメリカ。フロリダやカリフォルニアで栽培されるレモンの消費を大きく促したもののひとつが、お茶なのです。

 今でもアメリカ南部では、砂糖がたっぷり入ったアイスティー「スウィートティー」が親しまれています。

 スウィートティーの甘さは、かつてお茶や砂糖が高価だった時代の名残り。植民地として開拓された時代に、上流階級のステータスとされていたことが一般に普及したといわれています。

 暑い日に、レモンの爽やかな風味と甘さを加えたアイスティーは格別のおいしさです。

出典:『暮らしの図鑑 お茶の時間 楽しむ工夫×世界のお茶100×基礎知識』翔泳社刊行 暮らしの図鑑編集部 編 より



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