採って・保存して・楽しむ、柚子

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2017/12/30 08:00

年末に必ずやる事はありますか? 大掃除やお節料理の準備などあると思いますが、hanaさんは柚子の収穫をするのだそうです。

師走は柚子のお話をさせてくださいね

 皆さまこんにちは!

 いよいよ暮れも押し迫ってきましたね。師走、お坊さんに負けじとhanaも日々奔走しております笑

 年末は、お歳暮の手配、年賀状の準備、お掃除やお年頭の準備、おもちにお節料理の心配をしたりと日常とはひと味違った忙しさですね!

 年の瀬らしい作業はたくさんありますが、我が家には「柚子を採る」という年末作業があります。

写真は諸事情(あとでご説明しますね)のため写真ACさんより。母屋の裏庭に、屋根を越すほどの大きな柚子の木があるのです。
写真は諸事情(あとでご説明しますね)のため写真ACさんより。母屋の裏庭に、屋根を越すほどの大きな柚子の木があるのです。

 今回は、この我が家産の柚子のあれこれについてお話させて頂こうと思います。

 種類にもよりますが、果実を実らせる樹木は

 「今年はたくさん実をつけたね!」

 という年と

 「今年は少ないねぇ〜」

 という年があります。

 これは隔年摘果という現象で、毎年コンスタントにそれなりの量を実らせるには剪定するなどの手を加える必要があるそうです。

 我が家では年に1〜2度、植木屋さんに槇塀や庭木の手入れをして頂きますが、いつも柚子の木はお手入れなしのそのまんま。木が大きいので、「少ないねぇ〜」という年でも自宅で楽しむ分には充分過ぎるほど柚子が実るため、「剪定して手間賃かけねくっても、そったけ採れればいかっぺ」という親方さんのお心遣いなのです笑

柚子は慎重派?

 「桃栗三年 柿八年 柚子の大馬鹿十八年」

 という、ことわざがありますね。

 わたしは勝手に、柚子はお馬鹿さんなのではなく、ここに根付いても大丈夫かな? 実をつけて種を作っても大丈夫かな? よし! と、自分にGOサインが出るまで用心深く時間をかける慎重派なのよ! きっと! と前向きに(?)考えていました笑

 興味がわき、Google先生に質問したところ、なんと! 桃栗八年〜に続く果物にまつわることわざは、柚子だけではありませんでした! 梅、びわ、りんご、なし、ぎんなん、みかんなど幾種類もあったんです。

 とりわけ、柚子に至っては他の果物のことわざは1つずつなのに、十八年のほかに

 「柚子は九年でなりさがる」

 「柚子は九年で花盛り」

 もあって、計三つも!

 こうして見ると、どうやら柚子は九年目が分岐点のようですね笑

 これらの、ことわざの意味は、

 「果樹を植えたらその実がなるまでに相応の歳月を待たなければならない事から、何事も成就するまでに、それ相応の年月がかかるという事」

 フムフム。

 さらに深く読み解くと

 「勤勉に努めた人は三年で一人前、少しだけ努力した人は八年で一人前、普通の人は九年で一人前、努力しない人は十八年かかっても一人前になれない、という意味もある」

 えーーっ! という事は、柚子は慎重派ではなく怠け者って事?

 長年、柚子の事をおっとりしているだけじゃない? と解釈していたわたしは少々ショックを受けましたが、これらのことわざは江戸末期には既にあったそうです。

 柚子を例えにするパターンが三つもあるという事は、柚子は昔から日本人にとても馴染みが深かったという事なんでしょうね笑

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