お汁粉と塩昆布の危険な美味しさ……

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2018/01/06 20:00

 汁粉と塩昆布の食べ合わせ。驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、この組み合わせが絶対的な美味しさなのだそう!

 1月11日の鏡開きは、お正月に神仏に供えた鏡餅を下げて食べる季節行事。この鏡餅は汁粉やぜんざいに入れて食べることが多いですよね。最近ではパック入りの鏡餅が増え、カチコチになったりカビが生えることも少なくなっているので、もしかしたら鏡開きの習慣自体が薄れてきているかもしれません。

 汁粉は、地方によって様々な呼び名がある、意外と奥深い食べ物。和菓子ジャーナリストの高由貴子さんによると、東日本では小豆粒あんの汁物を田舎汁粉、サラサラとしたこしあんの汁物を御前汁粉と呼ぶのだとか。そして豆粒をつぶさないように煮た粒あんや、あるいはこしあんを使った汁気の少ないものをぜんざいと呼ぶのだそうです。

 一方西日本では、小豆粒餡仕立ての汁物をぜんざい、さらさたとしたこしあん仕立ての汁物をお汁粉と呼び、豆をつぶさないように煮た豆粒たっぷりの汁気の少ないものは亀山と呼びます。「そんなに沢山の種類があったのか!」と驚いてしまいます……。皆さんのご家庭ではどの汁粉がスタンダードでしょうか?

 さて、そんな汁粉ですが、実は「塩昆布」との食べ合わせが絶品なのです! なんでも甘味処では、ぜんざいや汁粉の横には塩昆布が添えられているのだとか。箸休めとしても良し、塩味のアクセントとしても良し。確かに絶対的な組み合わせかもしれません……!

 また汁粉は小豆から作ると手間がかかりますが、市販の小豆缶にお好みの水の量を足して鍋かレンジで温めるだけでも美味しい汁粉がいただけるそう! お餅はお好みで、煮ても焼いても良いでしょう。

 もともとぜんざいは、小豆と砂糖を煮たものに、少量の塩を加えただけのシンプルな食べ物。塩昆布の塩味や旨味を掛け合わせは、美味しくないはずがありません! 甘じょっぱいは、エンドレスに止まらない危険な味ですが、新年から笑顔になれること間違いなしですね。

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