こんにちは、編集部のいとうです。おひさしぶりのスタッフブログの更新です。
実は2019年4月に第一子を出産し、この1年は育児に奮闘しておりました。

子どもは思い通りにならないとは言いますが、本当にそのとおりですね。
我が家の場合は、出産予定日の3月末から1週間超過の4月生まれ。女の子だと聞いていたのに、出てきたのは元気な男の子と、誕生前・瞬間ですら夫婦を翻弄してくれました。
さて、昨年の春から始まった子どもとの日々。
目まぐるしかったはずなのに、不思議なくらい、何も覚えていないというのが正直なところです
なので今日は少し、育休中を思い出してみたいと思います。
とはいえ、ミルクをあげて、おむつを替えて、泣いたらあやして、寝かしつけて、起きたらおむつを替えて、ミルクをあげて……のエンドレスが基本ですよね。
特に新生児は3時間ごとの授乳をと産院で指導を受けたので朝と夜が曖昧だった記憶しかありません。その後も夜中や早朝の授乳で、常に眠気との戦いだった気がします。
この時期の赤ちゃんはほとんど寝ているだけなので、比較的体が空くはずなのに、眠くてそれどころじゃなかった思い出です。

そんな生活にも慣れ、息子の首も座り夏を迎えた頃からはいよいよ離乳食。1週間分の野菜のペーストを作ったり、生協や市販のベビーフードを頼ったり。
今もですが、この頃から「子どもに何を食べさせよう?」が頭の大半を占めるようになった気がします。朝食を食べさせたと思ったら、もう次が来るんです。
しかも、息子は何でも食べる反面、眉間にシワを寄せて常に不味そうにするので非常に作りがいがありません笑
けれど離乳食が2回、3回と増えるにつれ、息子は寝返りをうち、笑い声を上げるようになり、ずりばいをして、と確実な成長が見られるようになった気もします。
最初は無表情だったおさるの宇宙人みたいだった息子が、人間になってきてる……!と何度も驚き、喜びました。
冬を迎えると子どもから目が離せない毎日の始まりです。
ハイハイができず足がもつれて転倒し、一人座りをしていたかと思えば後ろに倒れ、立つ練習をして失敗し。
一瞬、目をそらすと机や部屋のカド、コンセント、キッチン、ドアの蝶番、脱衣場の洗濯機へ一直線。本当に、何なんでしょう。子どもって危ないところに引き寄せられるように近づいていくんですね。
さらに、棚の中身を無慈悲に全部床に撒き散らしてまわるので、片付けても片付けてもきれいにならない。いたちごっこ。

だからとベビーサークルを用意すれば、私が一緒にいないと「出たい!」とせがんで大泣きし。隙あらば脱出したがり。
泣き声もだんだんパワーが出て、ホニャホニャがギャーギャーに変わり。そのなかでも子どもを置いて、家事はしなければならず。
ぐったりして子どもに近づくと満面の笑みで迎えてくれて。それだけで7~8割方の疲れが吹っ飛ぶんですから不思議です。
理屈じゃ説明できませんね。
そうこうしている間に、新たに春を迎え息子は1歳になりました。
今年は一体何をやらかしてくれるのか。ヒヤヒヤドキドキしながらも、とても楽しみでなりません。
そして、私と夫もようやく親として1歳です。育児に仕事、家のこと。やれることを少しずつ増やしながら頑張っていきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
最後に私がとても便利だと思ったサービスをいくつか書いて終わりたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが……
ミルク
私は途中から完全ミルクに切り替えたので、ミルクはamazon定期便を利用しました。何をしなくても決めたスパンで勝手に届くので最高です。
ミルクもキューブ状になっているものを使い、計量の手間を省きました。また、ウォーターサーバーを導入したらお湯を沸かす手間もなくなり、かなり楽になりました。
生協
野菜のペーストや角切りのお肉やお魚、冷凍野菜など月齢に合わせた食材を購入できるので助かりました。
特に、さつまいもスティックはおやつや手づかみの練習にちょうどよかったです。
また、切った野菜とお肉を炒めるだけな調理キットも夕食を作る元気がない時に大変助かります。
ぴよログ
育児ログのアプリです。ミルクの量や、うんちの回数、入眠時間なんかを記録できます。アカウントを共有できるので、夫と二人で使っていました。
ぴよログを見れば普段の生活が大体わかるので、夫が一人で子どもを見る場合も「ごはんやお昼寝の時間はぴよログ見て、わからないことは聞いて」で済みます。
みてね
言わずとしれた写真共有サービス。
夫婦の実家とアカウントを共有して動画や写真をアップしています。喜んでもらえる&手軽にアルバムを作れて楽です。
また、ときどき見返すと子どもの成長がはっきりわかるので、私の密かな楽しみになっています(特に顔立ちがびっくりするほど変わってる!)。
2020年の年賀状は「みてね年賀状」を使ってみたのですが、スマホで完結できて画質も悪くなくてよかったです。
伊藤 桃子(翔泳社)[著]