みなさんはおうち時間をどう過ごされていますか?
私は、与えられた時間を大切に使いたいという思いと、普段なら見過ごしてしまいそうなことに目を向けながら、できるだけ普通に過ごしたいという思いがあります。
「大切に」というのは、なにかを完璧にするとか、すごくがんばるということではありません。
傷んでいて気になっていた家の場所のメンテナンス、気持ちにゆとりがないとやる気が起きないおやつ作りなど、「今日はなにしよう」という具合に、ゆっくり日々を過ごしています。
ですが、小さいお子さんや家族全員がずっと家にいると、ごはん作りに追われ、一人になる時間もとれず、ストレスがたまり嫌気がさしている方もたくさんいらっしゃると思います。
それぞれ状況は違いますが、なんとか日々を乗り越えて過ごしてくださいね。
私が「手作り」に目覚めたきっかけ
さて、テレビを見ていると、おうち時間にお菓子作りをしたり、布マスクを手作りしたりと、手作りすることに時間を使っている人が多いんだなぁと思います。
先日スーパーに行くと、製菓材料のコーナーがスカスカになっていて、たくさんの人が同じことを考えて日々を過ごしていることを改めて感じました。
私も、家でのお菓子作りを楽しんでいます。

素朴でやさしい味わいの昭和ドーナツ、香りに癒されるほうじ茶のパウンドケーキ、ふわふわのカステラなどなど。おやつのためならえんやこら!

ですが、実は昔は食べる専門で、作ることには興味がなく、むしろお菓子作りは不得意なほうでした。
学生のころ家庭科の時間におむすびを握った時なんて、私のおむすびが不格好すぎて恥ずかしい思いをしたのを今でも覚えています。
そんな私がお菓子作りをしたいと思ったきっかけは、友人が子どもの誕生日にいちごのホールケーキをさも簡単そうにさらっと作っているところを見たこと。そのケーキに、手作りの温かさをとても感じたんです。
友人はいつもちゃんと節約をしていて、「買ったら高いから作ってるだけ」と言っていました。その理由も私は好きでした。
手作りするのが良くて、買ってきたものが悪いということではないけれど、私はその友人が家にある材料でいろんなものを手作りしたり、工夫して家事をしているのを見て関心していました。