一つひとつに個性がある、伊勢志摩の金魚真珠

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2020/05/15 05:30

伊勢志摩といえば真珠の産地として有名ですが、実は生産量の減少がつづいています。そこで、ジュエリーブランド「SEVEN THREE.」は従来生産ラインに乗っていなかった真珠を「金魚真珠」と名付け商品化することにしました。

 「金魚真珠」をご存知ですか? ジュエリーブランドSEVEN THREE.が名付けた新しい真珠の名前です。

 真珠は本来丸い形が理想とされます。しかし、自然の影響で歪んだ形になったものだって当然あります。個性豊かな形の真珠はバロックパールと呼ばれていますが、その中でも、丸い形に“しっぽ”のような突起がついてしまったものに「金魚真珠」の名が付けられます。

 三重県の伊勢志摩は世界で初めて真珠養殖に成功し、現在でも最高品質の真珠をはぐくむ地です。しかし近年、アコヤ貝の大量死や養殖事業者の高齢化と後継者不足などの要因によって、生産量の減少がつづいています。

 真珠の養殖は約3年の年月がかかり、かつ無事に取り出されたとしても「真円」のものは2割ほど。

 丸い形に突起のついた形状は流通に乗りません。つまり真珠養殖業者たちはそれらを、廃棄するしかなかったのです。

 規格外の真珠であったとしても、伊勢志摩で大切に育てられた真珠であることには変わりない。そう考えたSEVEN THREE.は、突起のついた真珠を金魚真珠として商品化することにしました。

 着色をほどこさず、ブルー・グレー・ゴールド・マーブルなど自然の色合いをそのまま活かし、形は自然の恵みが作ったまま。それぞれが世界でたったひとつの真珠です。

金魚真珠が扱われるのは「百花-HYAKKA-」というシリーズ
金魚真珠が扱われるのは「百花-HYAKKA-」というシリーズ

 そんな金魚真珠をつかったジュエリーは付属のジュエリーボックスも、従来の高級ジュエリーのような箱ではなく、あえて「缶」を採用。金魚真珠を通して、伊勢志摩の真珠をもっと身近に感じて欲しいという願いが込められています。

 こちらのアイテムはブランドのネットショップから購入できます。

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2020/05/15 05:30 /article/detail/2956