フワフワからフカフカが今の食トレンド!?

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2017/06/22 00:00

フードプランナーとして活躍している、渥美まいこさん。Instagram界隈での食トレンドに注目しているそうです。今回は、みんなが大好きなパンのトレンドについて。今注目のパンについて教えてもらいました。

細眉の次は太眉に。
トレンドというのは、いつも真逆を突っ走る?

 流行とは、「反作用」の歴史だなって、つくづく思います。よく言われるのは、スカートの丈。ミニスカート旋風が巻き起こったと思えば、いつの間にかミモレ丈のようなスカートに女性の気持ちがなびいていく。同じように、眉毛の細さも、行きたくなる旅行先も、振り返ってみるとコロコロと変化していませんか?
 そんな「反作用」現象は、食の世界でも当然起きています。
 今回ご紹介するのは、パン。爆発的なパンケーキブームから、今はコッペパンへ、どうやらトレンドは変化しているようです。

フォトジェニックフードの先駆け
“パンケーキ”

 お読みになってくださっている皆さんならきっと、数年前のパンケーキ旋風をクリアに思い出すことができるでしょう。フワフワの食感で、口に入れた瞬間に幸福な気持ちになる、今や女性が好きなスイーツの代名詞となったパンケーキ。その火付け役は、海外のパンケーキ店の日本上陸でした。2008年に鎌倉・七里ヶ浜にオープンしたオースラリアのカジュアルダイニングレストラン「bills」のリコッタパンケーキと、2010年に原宿に開店したハワイの「Eggs 'n Things」のパンケーキ。日本ではこのあとに、「星乃珈琲」の厚焼きスフレパンケーキなどが続き、ブームはさらに加速していきます。

オンナ心をわしづかみにされるパンケーキ
オンナ心をわしづかみにされるパンケーキ

 それまでの「ホットケーキ/パンケーキ」のイメージは、お母さんが作る簡単なお菓子だったり「魔女の宅急便」で登場してくるような、十代の女の子が自立して最初に作る簡単メニューというイメージでしょうか。そんな「おうちで作るお菓子」のイメージから、急激に「オンナ心をわしづかみする、おしゃれな食べ物」に変化したのは、これらのパンケーキ屋さんの戦略勝ちとしか言いようがありません。

 ブームが盛り上がりを見せる2010年は、Instagramのユーザー数が100万人を突破した頃。真俯瞰のおしゃれなフード写真を発信することの先駆けだったことも、このビッグウェーブの要因とも言えるかもしれませんね。

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