理想もあるけれど、現実はとても愛しい

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2020/06/23 05:00

追える理想もあるし、理想がないと向上はありません。でも、現実と理想を比べたときに悲しくなってしまう。そんなことはありませんか? sachiさんはこの気持から開放される3年間だったそうです。『みんなの暮らし日記ONLINE』3周年。みなさんはどんな3年でしたか?

▼目次

 こんにちは、sachiです。

 私は『みんなの暮らし日記ONLINE』がスタートした1回目からコラムを寄稿してきたのですが、正直、もう丸3年経つのかぁ……と不思議な気持ちです。

 半年頑張ってみよう、と決意して始めたこのコラム連載。記事数を振り返ると60弱ほどありました。正直、よく続けてこられたなぁと思っています。

 いつもはお菓子のことを書くことが多い私ですが、今回は日々の生活について話したいなと思います。

「理想と現実」を考えた3年間でした

 この3年間は私のなかで「結婚について、子育てについて、日々の生活についての理想と現実」をいろいろと考えた期間だったかもしれません。

 理想と現実と書いてしまうと、なんだか赤裸々なことを語るのかしら! と思っちゃいそうですね(笑)。

 皆さんは「こうありたいな」という理想はありますか? 私はというと、自分ではあまり気づけていなかったのですが、結構、理想を掲げがちでした。

 “こんな風にありたいな”とか、“こうはなりたくない(マイナスを否定することでの理想)”など、自分のなかでイメージを作り上げていることが多かったのです。

 少し具体的に挙げてみると……

 私は漠然と、子どもは3人ほしいなって思っていました。4人姉妹で育ったし、男の子も一度は育ててみたいな〜なんて。

 なんとなーく叶うんじゃないかな、という気持ちでいました。

 実際は娘が生まれて、6年。一人娘です。

 ひとりっ子かぁ……なんか信じられないな。

 子どもを授かれたこと自体が素晴らしいことだとわかりつつも、ときどき私はこの現実にすごく悲しくなることがありました。

 なんでだろうと思ったあるとき「自分が掲げた理想と現実が違うから、苦しいんだな」と感じたのです。

 そもそも、子どもが3人ほしいなとかどこから出てきたんだ……。

 理想をよくよく考えてみると、昔見たTVCMで3人兄弟が賑やかそうで、楽しそうだな〜と思ったんですよね。そんなぼんやりとした気持ちが時間をかけて、徐々に自分のなかでイメージとしてかたまってしまったんだと思います。

彼氏とは理想の夫婦になれる?

 ほかにも、主人とは18歳のときにからずっと一緒です。当然、結婚する前は彼氏ですよね。

 私は「このまま結婚したら理想の夫婦だ」と勝手に、彼氏から理想の主人像を作り上げていました。

 これが生活となると……ですよね。

 子どもが生まれてからは、私も主人もいっぱいいっぱいでした。

 私が母親初心者なのと同様に、主人だって父親初心者。理想の夫婦なんて、きっと二人で作っていくものなのに、自分の理想通りではなかった主人に対して腹立たしく、何故か許せない気持ちになっていたんです。

 これも、私が作った理想と、現実の主人が違ったから。

 以前コラムにも書きましたが、「クッキーが作れるような母親になりたい」という気持ちがあったおかげで、私はお菓子を作ることに目覚め、今では楽しく作れるようになっています。

 これは理想があったおかげかな。

 けれども、“自分が掲げた漠然とした理想”はときに、すごく自分を苦しめるんだなと感じます。

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