キッチンのリノベーション

 我が家のキッチンは北側にあり、照明がないと若干暗いので、どうしたら明るくなるか。それも気を付けてDIYでリノベーションしました。

 たとえば、中古住宅で購入した我が家のシステムキッチンは黒色でした。この色はかっこよくて気に入っていますが、キッチン全体が暗くなりがちなので、壁側の面積を大きく占める食器棚は明るめの白と木材は木肌色でリメイク。

 壁は白でコンロの前面の壁は白いタイルをDIYで貼りました。

 対面式のキッチンの、垂れ壁下の仕切りにはアンティークの窓を設置して南側からの光を取り入れられる工夫をしています。

 それにより、最初の頃に比べ、現在はだいぶ明るくなりました。住んで暮らしてみないとわからないちょっとした不便な部分も、DIYで、少しずつ便利に暮らしやすく自分にあったキッチンにしていく。

 変化し進化をするキッチンです。

食材を選ぶように、家の材料も選んでみませんか?

 以前のコラムでDIYはお料理に似ているというお話をしました。

 食材選びはDIYでいう材料選びと似ています。食材を選ぶとき、何を重視して選びますか? とにかく一番安いもの? 産地や添加物の有無? 味? パッケージデザイン? 内容量? 等、様々な選択肢や条件が浮かびますよね。

 DIYでも材料と一言でいってもその種類はたくさんあります。何を選んだら良いのからわからないという声もよく聞きます。

 たとえば壁。壁を現状からDIYで変化させたいと思ったときに、選択肢として、漆喰、壁紙、ペイント、板壁、煉瓦等があります。

 もし、壁紙を選んだのなら、さらに壁紙の種類としてビニール壁紙、輸入壁紙、織物クロス、エコ壁紙等を決め、さらに柄も決めます。どれを選ぶかは、デザイン的な好みと施工のしやすさ、機能性、価格等で決まってくると思います。

 もちろん何を選ぶかは自由ですが、どうしても食材選びと比べて材料の単価が高いので価格面で決めてしまうことも多いのではないでしょうか?

 DIY=コストダウン。もちろん安価でリノベーションできることが一番良いのですが、安かろう悪かろうではコストダウンしても暮らしのリノベーションにはならないこともあります。

 住宅のリノベーションは価値の向上、リフォームは原状回復です。

 DIYでもリノベーションを目指す時代。漆喰はペイントに比べたらコストは高いですが、漆喰の効果や漆喰壁のつくり出すお部屋の雰囲気はとっても温かいです。新築住宅を購入する際に壁の仕様を漆喰にするとおそらく金額がびっくりするほど高くなります。しかし、DIYで漆喰を取り入れるとそれに比べてかなり安価に仕上げることが可能です。

 DIYリノベーションの魅力は安いだけのコストダウンではなく、高価であった材質も自分で施工することにより施工費をコストダウンし取り入れることが可能になるのです。

 服や食材を選ぶみたいにお家の床や壁の材質や塗料も何を一番重視するかを焦点において考えれば、安いだけが選ぶポイントにはならないと思います。

 衣食住。暮らしを自分らしくリノベーションすることはすべて共通しているのではないでしょうか。

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Writer PROFILE

  • chikoさん

    ブログ ▶︎『STUDIO IN THE AFTERNOON』(ライブドア公式ブロガー)
    著書 ▶︎『Let's DIY! カフェみたいなお家を作ろう』

    DIYクリエイター
    2児の母。お家の不便さを解消するために始めたDIYにのめりこむ。
    DIYのアイデアや100均リメイクのレシピ等をブログやSNSで発信。
    各地でワークショップや作品販売などイベントを開催。
    DIYでモデルルームやホームセンターの工房を造り、執筆活動や雑誌等DIY監修など。

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