大切なものをゆっくり、コツコツ積み重ねてきた3年

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2020/07/01 05:00

コーヒーを淹れる、パンを焼く、ご飯を炊く。日々くり返し行う、ほんのささいな物事にも楽しみや気づきを忘れないhasu.hanaさん。この3年で暮らしを大切にしたという思いが、より強くなったそうです。『みんなの暮らし日記ONLINE』3周年。みなさんは、どんな3年でしたか?

 「石の上にも三年」という言葉があります。

 この言葉がいつからかずっと私の頭の中にあって、今まで続けてきたことを振り返るときや新しくなにかを始めようとするときは、自然と3年計画を意識しています。

1年目:まず、行動に移してがんばる

2年目:1年目を振り返って、続けられるか検討する

3年目:続けてきたことの成果や自分なりに見えてきたものがあったら、目標を5年に延ばす

 私がこの3年で続けてきたことは、こんなことです。

暮らしを大切にしたいという思いがより強くなりました

 この3年、手仕事のモノを通じたたくさんの人との出会い、両親の死、一人旅、そしてみんなの暮らし日記ONLINEでの連載スタート……など、いろいろなことがありました。仕事やプライベートのバランスがとれ、とても充実した3年間でした。

台所に並ぶ手仕事の道具たち
台所に並ぶ手仕事の道具たち

 改めて振り返ってみると、自分の中で大きく変化したのは「暮らしとの向き合い方」かもしれません。

 フルタイムで仕事をしていると、家を出てから帰宅するのは11時間後。残業があると、もっと遅くなる日もあります。

 帰りの電車の窓に映る疲れた自分の顔。クタクタになって帰った時、家が少しでも居心地のいいところであってほしい。基本の暮らしが仕事にのまれないように、暮らしを大事にしたいという思いがより強くなり、“自分の暮らし方”を探していこうと思ったのが、3年ほど前でした。

 それからは、まず、暮らしのあれこれについて、何事もちゃんと意識するようにしました。

 また、1日の中でも朝の時間を大切にするようになりました。私にとって朝起きて朝ごはんをおいしく食べることは、その日を元気に無事に過ごすというおまじないのようなものだったりします。1日の始まりでもあり、エネルギーにもなる時間なので、これだけは日々意識してきました。今では、すっかり自分の暮らし方になっています。

 一日一日、一歩ずつ。暮らしの中には大小様々な気づきがあり、ゆっくりと、大事なモノやことを積み重ねてきた3年でした。

早朝の一服?帰宅後の一服?

昼下がりの台所

私のこれから 日々を大切にゆっくりコツコツ

 先日までの自宅待機期間は、いろんなことを考える機会にもなりました。

 これからの働き方、暮らし方、モノの持ち方、新しいことを始める計画、未来予想図。

 今の仕事をあと何年続けられるのか、その先自分にできることはなんなのか。

 大きな目標ではなく、私ができることを探す日々。小さな目標を地道にこなしていく。

 なんてことないことを楽しむ気持ちだったり、心の栄養になることだったり。これからも自分が大事にしていきたいことを心において、時間を重ねていきたいと思っています。



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